転生したらスライムだった件(以下.転スラ)の中で、中心となるのが主人公リムルが治める魔王国ジュラ=テンペスト連邦国。
強力な魔物が住むジュラの大森林を国土とする大国で、武装国家ドワルゴンや魔導王朝サリオンといった超大国やブルムンド王国などの人類国家との交易をする貿易大国でもあります。
しかし、ジュラ=テンペスト連邦国(以下.テンペスト)と国交を結んでいる国の数は少なく、人類国家の多くと直接かかわっていませんでした。
開国祭のおかげで世界的に有名とはなりましたが、直接的な関係はありません。
そこで、リムルは人類国家の連合体『西方諸国評議会』への加盟を目指すことに。
評議会への加盟が叶えば、人類と魔物の共生ができるようになります。
しかし、素直に歓迎されるはずもなく、評議会を牛耳る五大老マリアベルが陰謀を巡れして、加盟を妨害してきます。
最終的にはテンペストは評議会入りするのですが、いったいどんな妨害があったのでしょう。
今回はテンペストが評議会入りするまでの流れを解説します。
※書籍10巻・アニメ4期のネタバレを含みます。ご注意ください
リムルVS評議会&イングラシア王子
まずはこの記事のメイン。
テンペストの評議会入りの流れと五大老の陰謀後見ていきましょう。
評議会への招待
ちなみに、ヨハンがマリアベルから指示を受ける際に同席していたのが、自由組合総帥ユウキ=カグラザカです。
彼はマリアベルのユニークスキルで精神支配されていることになっています。
指示を受けたヨハンは、まず評議会でテンペストを評議会に加盟させる工作を開始。
そのために、魔王リムルやテンペストを知る聖騎士団長ヒナタ=サカグチを評議会に呼び出しました。
そして、この議会でテンペストの評議会入りが可決され、テンペスト代表への質問の場が設けられることになりました。
議会終了後にヒナタは厄介な人物に絡まれます。
イングラシア王国の第一王子エルリックと騎士団総団長ライナー。彼らは、評議会に参加するリムルをと倒そう企てており、日向に協力を依頼してきました。
当然ながら、ヒナタはこれを固辞して去りました。
リムル一行のイングラシア入り
評議会からの招待状は、すぐにテンペストに送られてリムルたちは出立の準備を開始。
正式な行事ということもあり、同行者を付けることになりました。
そこで、社交マナーに詳しいシュナと護衛にベニマルとソウエイを連れてイングラシア王国に向かいます。
イングラシア王国についてすぐ、評議会に参加していたヒナタと合流。今後の作戦会議をします。
そこで、エルリックたちの怪しい動きと評議会についての情報が伝えられます。
それと同時に、評議会入り表明のきっかけとなった五大老派のミューゼ公爵ガン殺されたことを知らされます。
その凶器として考えられたのが拳銃。ただ、有効射程外からの狙撃の可能性が高く、半信半疑でした。
しかし、敵方に遠距離暗殺が可能だとしたら、リムル近くで暗殺事件を起こして濡れ衣を着せてくる可能性が出てきます。
リムルとしても、濡れ衣を着るわけにはいかないので、ソウエイに周辺の警戒をさせることにしました。
リムルVS西方諸国評議会
評議会の会場に着いたリムルを待ち受けていたのは、議員との挨拶周り。
ただ、この時の対応の差でテンペストから離れた国の常識のなさを痛感します。
何度も激怒しかけますが、外交の場ということで自重して議会は開始しました。
序盤は大国の議員のペースで進みました。
そして、最初の評議会の加盟条件案ができました。
しかし、そこにはテンペストを降りようしようとする思惑が見え見えでした。
そこでリムル(の頭脳ラファエル)が修正案を書面で提出。
ごまかし不可能だと知った議長はリムルよりの中立の立場となりましたが、悪徳議員たちが私利私欲の意見書を提出して対抗。
さすがのこれにはリムルも激怒。机を蹴り上げ破壊してしまいました。
ただ、シュナたちが我慢していたためそれ以上のことにはなりませんでした。
エルリック乱入事件
その時でした。
議場の扉が開いて乱入者が登場してきたのです。
それこそが、イングランド王国第一王子エルリックら。
エルリックは、魔王リムルを自身の配下にしようと画策。
クレイマンがミリムを支配しようとして使った道具を持ち出してきました。
しかし、この計画は激怒したヒナタとシュナによって阻止されてしまいます。
失敗を予見していたマリアベルは、暗殺者グレンダ(元三武仙)にエルリック銃殺を命じましたが、リムルによって阻止されてしまいました。
その後、イングラシア国王の登場で事件は終結し、以降の議会はリムルの思惑通りに進んで終了。
これ以降、五大老の影響力は激減してテンペストが評議買いを牛耳ることになります。
おまけ――五大老失脚後の評議会
おまけとして、五大老の影響力が無くなった西方諸国評議会やその加盟国がどうなったのかを見ていきましょう。
テンペストが評議会した後にマリアベルはリムルに決戦を挑みましたが、ユウキカグラザカの裏切りられて死亡してしまいました。
そして、五大老ヨハンや五大老に同調した議員は不正の告発などで失脚して、五大老の勢力は失脚ました。
その後に台頭したのが、ルベリオスやドワーフ王国と仲が良い魔王の国テンペストです。
しかし、魔王が評議会に常駐するわけにはいかないので、全権大使となる駐留武官を選任することになります。
そこで大抜擢されたのが、第二秘書ディアブロがスカウトした原初の白テスタロッサ。
彼女は、評議会の洗礼をっものともせずに、その場を支配して平和裏に評議会を束ねることに成功しました。
それ以降、有事に加盟国を束ねて防衛にあたったりテンペストの国益や世界を守っています。
まとめ
この後、リムルはも旧クレイマン領の遺跡調査の時にマリアベルと決戦に臨みます。
つまりこの事件が、マリアベルが裏から手を回す最後の陰謀でした。
かなり省いてしまいしたたが、流れをつかむには十分だと思います。
詳しく知りたい人は、アニメ4期を見るか書籍10巻をお読みください。
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