転生したらスライムだった件(以下.転スラ)には、大小さまざまな国が登場します。
大きな国だけでこれだけあるのですが、今回は小国の紹介です。
その国の名はブルムンド王国。
シズさんや冒険者エレンたちがいた国です。
ジュラの大森林(テンペスト)に隣接する小国で、テンペストと初めて国交を結んだ人類国家です。
小国でありながら、情報収集能力や工作能力がありことあるごとにリムルを助けてくれます。
しかし、魔物や魔王が目立ってしまい、ただでさえ人類国家の存在感が薄く、ブルムンド王国の登場回数が少ないことから、アニメ勢の方にはどんな国なのかあんまり分からないかもしれません。
そこで個音階は、公式設定資料や書籍版などの情報をもとにブルムンド王国がどういった国なのかまとめてみました。
ブルムンド王国とは
ブルムンド王国は、テンペストに隣接する西方評議加盟の小国。
諜報に力を入れていることから、ヴェルドラ消滅をいち早く察知して洞窟に冒険者を派遣した初めての国です。
それによって、西方諸国がヴェルドラ消滅を知ることになりました。
イングラシア王国やファルムス王国と比べえると、かなり少ない人口や小さい国土です。
だからこそ、支配者層の数も少ないので中央集権化が進んでいます。
それが分かるエピソードについては後でご紹介します。
ブルムンドの主要人物
ブルムンドに基本情報が割ったところで、今度はブルムンド王国にいるもしくは 拠点を置いているキャラクターを4人ご紹介します。
- ベルヤード
- フューズ
- エレン
- ミョルマイル
ベルヤード
ブルムンドの情報通。
フューズの友人。
アニメ1期で少し登場して以降は登場後ほとんどないですが、先見の明はかなりあります。
後にテンペスト主導で開発される魔導列車のことを聞き付けた際には、西方諸国の物流拠点となると見切って大規模な改革を進言しています。
フューズ
自由組合のブルムンド支部長
ブルムンド情報局の一員
国王直属の部下
テンペスト初来訪以来、ブルムンド王国の対テンペスト外交の責任者になっている。
エレン
ブルムンド支部の冒険者
魔導王朝サリオンの大公爵エラルドの娘
冒険者にあこがれて一般の冒険者として活動。
ファルムス軍の襲撃の際には、サリオンのお伽話(魔王ミリム誕生物語)をリムルに伝えて魔王リムルを誕生させた。
ミョルマイル
ブルムンドに拠点を置く大商人
イングラシア王国でリムルに助けられて以来、リムルのお小遣い稼ぎのサポートをしている。
開国祭の責任者としてテンペスト入りしてからは、財務担当の責任者として幹部を務めている。
ブルムンドとテンペスト
ブルムンドに関連したキャラクターが分かったところで、ここからはストーリーに移っていきます。
ここでは、テンペストや主人公リムルとの関係を中心にブルムンド王国を見ていきましょう。
暴風竜ヴェルドラの消滅
ブルムンド王国の関係者が登場したのは、かなり早くてアニメ1期2話でした。
それが、ヴェルドラが封印された洞窟にやってきた冒険者パーティーでした。
暴風竜ヴェルドラがリムルに捕食してから1ヶ月程度で洞窟に冒険者を派遣できるブルムンドの自由組合は、情報収集能力と決定力がある。ただ、それ以上にエレンたち冒険者パーティーの移動速度が速すぎます。
ジュラの大森林にある村の調査
次に登場したのは、リムルが武装国家ドワルゴンから帰国してからしばらく経ってから。
ヴェルドラ消滅で周辺の魔物たちにそういった変化があったのかを調査しにエレンたちに加えて伝説の冒険者シズがリムルの村に来ました。
この時に、リムルが放ったひとこと「悪いスライムじゃないよ」でシズが笑ったことで、お互いが元日本人だと確信しました。
ただ、シズは魔王レオンに長生きのためにイフリートを憑依させられており、その暴走が始まってしまいました。
その暴走を捕食者で止めたリムルでしたが、イフリート消滅でシズの寿命が来ることになります。
弱っていくシズは、リムルの最後の頼みをしてこの世を去りました。
「私を食べて」
孫江買いを聞き届けたリムルはシズを捕食。
代償として人間の姿を手に入れました。
ブルムンド=テンペストの国交樹立
国家間での付き合いが始まったのが、エレンたちの3回目のテンペスト訪問でした。
この時には、武装国家ドワルゴンと国交を結んで『ジュラ=テンペスト連邦国』を賢子kしあ頃なので、ここからはテンペストとエレンたちの付き合いとなります。
それと同時に、ブルムンドの支部長フューズが魔物の国を見定めに訪問。そのまま国交を結ぶことになります。
正式な条約締結は、魔王ミリム帰国後の諸国訪問のとき。国王との首脳会談が行われて相互安全保障条約が結ばれました。
この条約は、テンペストを人類国家(西方諸国)から守ると同時に、ブルムンドを軍隊や魔物から守ることが決められ、完全にブルムンドが得をする条約となってしまっています。
ただ、この条約が初めて効力を発揮したのはテンペストが攻められてからでした。
決死隊派遣&人魔会談
テンペスト発展を疎ましく思っていたファルムス王国が、国王自ら挙兵して侵攻してきました。
これに対して、テンペストに滞在していたミョルマイル経由でブルムンドなどに報告。
報告を受けたブルムンド王は、決死隊をフューズン率いさせて派遣しました。
到着した時には、ファルムス軍は全滅してリムルが覚醒した後でしたので、そのまま滞在することになりました。
ブルムンド王としては、ちゃんと派遣したという事実を作るために派遣したのであって、戦闘自体はテンペストがやると分かっていたと思われます。
その後は、ガゼル王やサリオンの全権大使エラルドらを含めて会議が開かれてファルムスの国盗りが決定します。
その際、ファルムス貴族の協力者を用意したのがブルムンド王国です。
ブルムンドは、各国に血縁があるらしいですよ。
まとめ
ブルムンド王国は、ジュラの大森林との境という危険地帯にありながらテンペストとの関係を強化して安全を確保したり、テンペストとの交易で国力をアップするなど、リムルお上手く使って地位を高めるやり手な王国です。
ただ、ブルムンドがメインとなる話が少ないのでド女国かくらいは覚えておきましょう。
このように、転スラなどの豆知識やアニメ情報を発信していますので、ぜひ他の記事も読んでください。