大人気なろう系アニメ転生したらスライムだった件(以下、転スラ)の第3期の後半で注目されたのが、テンペスト開国祭です。
主人公リムル=テンペストが治めるジュラ=テンペスト連邦国(以下、テンペスト)で初の一大国際イベントということもあって、大盛況のまま進行していました。
しかし、その裏でテンペストの発展を快く思わない勢力による嫌がらせが進んでいます。
それが、ロッゾ一族派の商人による商売の妨害。
戦争の賠償金や戦利品で財力はかなりあるテンペストですが、ただひとつの弱点がありました。
底をついてきた商人たちによって、リムルやミョルマイルたちは大ピンチに追い込まれます。
それを持ち前の人脈や頭脳で解決して、テンペストの力を全世界に誇示して見せました。
この記事では、開国祭の裏での商人VSリムルの戦いをアニメ3期と書籍9巻の内容を基に分かりやすく解説していきます。
ミョルマイルの加入と開催準備
西方聖教会・ルミナス教との和解が成立し、テンペストに平和が戻ったことで開国祭準備が一気に進みます。
各国への招待状が発送されて、リムル自身も親しい者へ招待状を渡すために各国に訪問していました。
その中で訪問したのがブルムンド王国のミョルマイルの店。
そこでは、エルフの奴隷を求める悪徳貴族がいましたが、ミョルマイルはリムルを優先して貴族を排除しました。
その後、開国祭の開催とその責任者のひとりになるよう誘ったところ、あっさりとその誘いに乗ってテンペストにミョルマイルが行くことに。
店の方は信頼できる部下に任せて続けています。
各国への招待状送付が終わっても、建物の建設や体制の見直し、企画立案など仕事はたくさん。
その中で問題になってくるのが、諸外国から仕入れる物たちです。
開国祭の開催
開国祭の準備も終わりようやく開催!
ここからは、開国祭の前夜祭から終演までのなかで商人との戦いを見ていきましょう。
商人の暗躍発覚
前夜祭以前の段階で、ミョルマイルが異変を察知していました。
ただ、この時はミョルマイルと関係が薄い商人の数が多かった程度。
しかし、事態が一変したのは開国祭初日。
商人間での支払い時に起きました。
それが、支払いはドワーフ王国(武装国家ドワルゴン)で作られる共通通貨(ドワーフ金貨)でのみ行えというものでした。
国際通商上は、商人たちの要求は問題ないのですが、今のテンペストには難しい事でした。
テンペストに支払い能力がない理由
- 旧クレイマン領から接収した財宝は換金できていない
- 星金貨では個々の商取引に仕えない
資産的には払えるけどもドワーフ金貨の在庫がないから支払えないのです。
初日の反省会でそのことを知ったリムルは、できる限り対処するように指示して、最終的にはテンペストにルールに従わせることに決定しました。
資金集め
事件が好転したのは2日目の真夜中。
ガゼル王と天帝エルメシアとの首脳会談の場でした。
テンペスト側の参加者は……
問題発覚の段階からガゼル王に両替を依頼していたこともあり、余剰金1500枚を集めることに成功。
その後、色々とお叱りを受けつつ救援をお願いしたエラルド公爵の到着を待っていると、とんでもないおまけ付きで到着しました。
それがエルメシア。
彼女の申し出で即金1000枚の金貨を両替することができました。その条件として、面白い催しの際には必ず招待することにはなりました。
これがきっかけでリムル&エルメシア&ミョルマイルという“悪だくみ三人衆”が結成されました。
金策が成功した後で、この事件について考えてみることに。
そこで、黒幕の存在がいることに気付きます。
そして、今回の事件のからくりも!
事件のからくり
支払いを難しくして、テンペスト側が苦しんでいるところに善意の第三者を装った黒幕が仲裁を申し出てくる。
黒幕の目的は、テンペストの経済的信用を失わせること。
事件解決
ここまで分かって順場が完了したら、後は商人や実行犯との直接対決です。
まずは、商人たちとミョルマイルやリグルドの口論から始まり、ついに黒幕が登場。
その黒幕こそ、ガストン王国のミューゼ公爵。
ミューゼ公爵は、ミョルマイルに対し高圧的に交渉していたものの、魔王リムルの登場で一期に勝負に出ます。
しかし、それを読んでいたリムルは外で待機させていたゲルドに金貨を持ってこさせます。その数2500枚以上ある金貨を見て、ミューゼ公爵は敗北を悟りながらも贋作だと言いがかりをつけてきます。
そのタイミングで、記者団が商人たちとのやり取りを取材すべく入ってきました。
そして、記者の前で本物であることが証明されて、ようやく支払いがスタートします。
反撃
リムルの反撃はここからです。
ドワーフ金貨による支払いを求めた商人やミューゼ公爵に対して、リムルは取引禁止を宣言したのです。
これに対してミューゼ公爵や商人は抗議しますが、信用ができない相手とは商売をしないという理由から講義を却下。
西方諸国評議会との取引を盾にさらに粘ってきますが、独自の経済圏が出来つつあるので意味をなさない。
最後の手段として、ミューゼ公爵が評議会との仲介を買って出ますが、ここまでの醜態を貴社の前で晒して失脚するのが確定した人間に仲裁など不可能。
こうして、ミューゼ公爵の一派は排除されました。
まとめ
今回は、転スラ3期の開国祭――その中でも商人との静かな戦いを紹介しました。
これは、今後本格化するロッゾ一族との戦いの前哨戦となります。
アニメ4期につながる大切な事件でもあるので、なんとなくでも覚えておきましょう。
開国祭本編については、関連記事やアニメ、書籍9巻などを見てください。
今後も、転スラをはじめとした異世界ファンタジーアニメを中心にアニメ情報を発信していきますので、他の記事も楽しんでいってください。
今回は、最後まで読んでいただきありがとうございました。