リムルの配下のうち、幹部には相応の役職が与えられています。
その中でも、軍事部門のトップである侍大将に任じられているのは、元オーガのベニマルです。
元オーガといったのは、リムルの配下になってすぐに進化したから。
リムルの配下になってから進化までの期間は、なんと数時間。
出会ってからも２〜３日しかたっていません。
このスピード進化の理由は、リムルの悪い癖が関係してます。
さらに、ベニマルら元オーガたちは、元々オーガの里と呼ばれる居住域があり、そこで暮らしていました。
それがなぜ、里を離れてリムルに仕えることになったのか。
この記事では、ベニマルの強さをはじめ、リムルに仕えることになった経緯、進化の秘密を解説していきます。
プロフィール
- 名前：ベニマル
- 声優：古川慎
- 種族：大鬼族（オーガ）➡鬼人族（キジン）➡妖鬼（オニ）
- 出身：オーガの里➡ジュラ・テンペスト連邦国
- 称号：侍大将
鬼王
ベニマル鬼人への道
ベニマルには、リムルの配下になって進化したこととは別にある経歴を持っています。
それが、オーガ頭領の息子という経歴です。
普通にいけば、次期頭領としての生活を送っていたはずなのに、それを捨ててスライム（リムル）の配下に転身。
その裏に一体何があったのでしょうか。
里の滅亡
オーガの里にいたころのベニマルは、後にリムルに仕える他の５人のオーガたちとつるんで遊んでいました。
その中には、妹のシュナがいましたが、彼女は姫様扱いされて守られながら暮らしていました。
オーガは、里で暮らしながら、時として傭兵として戦場に駆り出されることがあり、戦闘能力は高いです。
そんな彼らが、ある日突然滅ぼされたのです。
ことのはじまりは、里にゲルミュッドと名乗る魔人が訪れたときのこと。
ゲルミュッドは、オーガに対して名付けを受け入れて配下になるように求めてきました。
しかし、その頼みを拒絶したことでゲルミュッドが激怒。
数日後に、オークの大軍と仲間の魔人をオーガの里に差し向けたのです。
オーク軍だけであれば、格の違いで勝るオーガが負けるはずがない。
しかし、魔人が有力幹部を討ってしまったため一気に総崩れ。オーガの里は滅んでしまいました。
勘違いから始まる主従関係
残されたベニマルたちは、オークやゲルミュッドに対して復讐を誓って、ジュラの大森林を彷徨うことになります。
そんな時に遭遇したのが、食料調達のために森に入っていたランガやゴブタたち。
この時のベニマルたちは、冷静さを失っており、とても会話ができる状態ではありませんでした。
そのため、ランガたちと戦闘がスタート。
結果的には、ランガ以外の全員が戦闘不能。
そこに駆け付けたのがリムルです。
しｋし、その格好が悪かった。
仮面を付けて人型出てきてしまったせいで、ゲルミュッドと勘違いされてしまったのです。
ゲルミュッドに深い憎しみを抱いていたベニマルたちは、一斉にリムルに飛びかかりました。
しかし、あっという間に返り討ちに遭います。
最後は、圧倒的な力を見せることで大規模な戦闘は終了。
シュナの説得もあり、リムルが例の魔人（ゲルミュッド）ではないことが分かるとベニマルたち降参。
その後は、リムルの計らいで宴会に参加することになります。
そこで、今までのことを相談すると、リムルからとある提案を受けます。
それが、敵討ちが終わるまでの期間限定で配下にならないか、という提案です。
すぐにでも敵を討ちたいベニマルとしては、ここでの足止めはつらい事ですが、熟考の末にリムルの提案を受け入れます。
こうして、仮ではあるもののベニマルはリムルの配下となりました。
ベニマルという名と鬼人への進化
配下になってすぐ、リムルはベニマルに命令を出します。
他のオーガたちを呼ぶようにと。
すぐにオーガ全員がリムルの前に整列します。
すでに配下入りを知っていたオーガたちは、リムルの前で膝をついて頭を下げました。
そんなベニマルたちに、リムルは新たな名を与えることにします。
こうして、ベニマルという名が与えられるととっもに、名付けによる効果で鬼人に進化したのです。
ベニマルの強さ
魔法
- 気闘法
- 妖術
ユニークスキル
- 大元帥（スベルモノ）
エクストラスキル
- 魔力感知
- 熱源感知
- 多重結界
- 空間移動
- 炎熱支配
- 黒炎
- 魔炎化
- 覇気
- 剛力
耐性
- 物理攻撃無効
- 状態異常無効
- 痛覚無効
- 自然影響耐性
- 精神攻撃耐性
- 聖魔攻撃耐性
- 毒耐性
おわりに
以上、侍大将ベニマルの解説でした。
参考書籍：転生したらスライムだった件８．５巻 公式設定資料集
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