大人気異世界ファンタジー「転生したらスライムだった件」こと転スラ。
そんな転スラには、様々な種族や国家が存在します。
中には、主人公リムルと敵対する国がいたり、逆にリムルの後ろ盾としてその発展に寄与する国があったりします。
そこで今回は、転スラ世界にある国々についてまとめてみました。
詳しい解説は別記事でしていますので、このまとめ記事では基本的な情報のみをまとめています。
この記事だけでも転スラを楽しむのに役立つように作りましたので、是非最後まで読んでください。
転スラ世界の国々
まずは、今回紹介する国をまとめて発表します。
この11か国はあくまでも一例であり過去に存在した国やチョイ役として登場する国などを含めると20か国以上になります。
そんなに多いと書く方も読むほうも大変だと思いますのでテンペスト開国祭前後で重要になる国に絞って紹介します。
番号順に紹介しますので、まずはジュラ=テンペスト連邦国から。
ジュラ=テンペスト連邦国
ジュラ=テンペスト連邦国(以下、テンペスト)は、主人公リムルが治める大森林全土を国土とする大国。
書籍版『魔王襲来編』やアニメ1期で建国された新参の国ですが、周辺国との盟約や有能な幹部のおかげで直ぐにトップクラスの国力を持つことになります。
アニメ2期の最後では、魔王たちの宴(ワルプルギス)にてジュラの大森林の全土を併合することになります。
そうしたこともあり、魔王就任とテンペストのお披露目を兼ねてお祭りを開くことになりました。
それが『開国祭』です。
開国祭についての詳しい解説は下のリンクから!
そして、テンペストについてはこちらの記事をご覧ください。
武装国家ドワルゴン
続いては、ドワーフ王国こと武装国家ドワルゴン(以下、ドワルゴン)です。
その名の通り、国民のほとんどがドワーフの工業国家。
国王ガゼル=ドワルゴは、英雄王と呼ばれるほどの最強の戦士であり、ドワルゴンではガゼル王によるぜった王王政が敷かれています。
そのため、ガゼル王の名のもとに私闘が禁じられており、司法権もガゼル王が握っています。
ただ、都市数はそこまで多くはなく、首都セントラルと2つの都市しかありません。
外征とかも行わずに中立国の立場を取っています。そのため、ゴブリンの村から来たリムルやゴブタなどの魔物であっても入国ができるのです。
また、主人公リムルやテンペストとの関係をまとめると……
- 初めての外国訪問先
- ドワーフの技術者をテンペストに譲った
- テンペストと初めて盟約を結んで後ろ盾となった
- リムルの剣術の兄弟子
ドワルゴンに伝手の詳しい解説はこちら!
ブルムンド王国
ブルムンド王国は、人類国家として初めてテンペストと同名を結んだ国です。
西方評議会(国連のようなもの)加盟国で、ジュラの大森林に隣接する小国でギルドマスターのフューズらが調査団として訪問した際に友好関係が成立しています。
正式には、テンペストが建国された後のリムル外遊時の首脳会談で明文化されました。
この国の凄いところは、リムルやテンペストに国の命運をかけて、リムルの決定によっては今までの生産物を変えるほどです。
また、国力が違いすぎるファルムス王国が相手でも相互安全保障の観点か決死隊を派遣するなど、人類国家としては珍しい魔物の国に従順な国です。
ただ、この国については情報が少ないため、解説記事が書けませんでした。
イングラシア王国
続いては、西方諸国最大の国家イングラシア王国です。
この国には、西方評議会や自由組合の本部がある西方諸国の中心的な国であり、ファルムス王国が衰退・滅亡後は最大の国力を持つ国となりました。
アニメでこの国が登場したのは、シズさんの心残りでもあった自由学園の生徒たちを救うときでした。
しかし、この国の凄さを知れるのはそれよりも先のこと。
イングラシア王国についてはこちら
魔導王朝サリオン
魔導王朝サリオンは、エルフの国です。
サリオン自体はこれまでもこれからもほとんど出てきませんが、転スラ世界ではかなり重要視される大国です。
その理由は、エルフが長寿だから酔いう皓もありますが財力や魔法技術などすべてにおいて人類国家を上回るから。
天帝エルメシアは初代天帝であり大金持ち。
親友リムルの旧知の際には最高額通貨である星金貨と金貨の両替をポケットマネーで翌日やっちゃうほどの大金持ちです。
リストには書いていませんが、リムルと生徒たちが行った精霊の棲家があるウルグレイシア共和国はサリオンと海の間にあり、サリオンとしか国境がないため、サリオンの属国のような形になっています。(一応は独立国です)
神聖法皇国ルべリオス
宗教国家である神聖法皇国ルべリオスは、神ルミナスを唯一神とするルミナス教の総本山。
ですが、その神様は魔王ルミナスであり、魔王領でもあります。
ただ、宗教国家の色が濃く、法皇庁を中心とした社会主義体制が確立しており国民(信者)は平等に何不自由なく生活しています。
ヴァンパイアの食事の為に集められた信者ではありますが、魔王ルミナスの名のもとに厳格な掟があり、信者が害されることはありません。
ルミナス教や西方聖教会についてはこちら!
ミリム領
ワルプルギスをきっかけに引退した魔王領を併合してできた魔王ミリムの領地です。
その領地は……
- 魔王クレイマン領(傀儡国ジスターヴ)
- 魔王ミリム旧領(忘れられた竜の都)
- 魔王フレイ領(天翼国フルブロジア)
- 魔王カリオン領(獣王国ユーラザニア)
こう聞くと分かりにくいですが、隣接する国を見るとその広さが分かると思います。
- 西は魔導王朝サリオン
- 東は東の帝国
- 北はテンペスト
テンペストを横断するほどの領域をミリム領は持っているのですが、当の領主様は領地運営の素人で、補佐役のフレイたちに怒られてます。
アニメ3期『開国祭編』で初お披露目されます!
ファルムス王国(現ファルメナス王国)
テンペストに侵攻して最終的に滅んだ国ファルムス王国。
この国は、大軍を率いてテンペストに侵攻してきた初めての国です。
先攻部隊は、幹部のシオンを討ち取るなどの戦果をあげたものの、それがきっかけで激怒したリムルに返り討ちにあって軍勢は全滅しました。
その後、聖魔対立編(アニメ3期)ではディアブロの策略で滅亡に追い込まれました。
ファルムス王から王位を禅譲されたヨウムが築いた後継国がファルメナス王国です。
テンペスト侵攻や内乱で兵力が枯渇したり貴族が減少するなどして国力が落ちましたが、テンペストとの協力で農業大国として各国との協力関係を結ぶことができています。
シルトロッゾ王国
最後の紹介するのが、ロッゾ一族の本拠地シルトロッゾ王国です。
ここはアニメ4期でちょっとだけ登場しますが国としてはそこまで目立っていません。
どうして最後に選んだのかというと、ロッゾ一族について軽く紹介したかったからです。
彼らは、元勇者グランベルロッゾを頂点とする秘密結社のような集団で、五大老という最高意思決定機関の議長をしています。
この国も、最終的にはリムルと敵対しすぎて潰されてしまう尾ですが、ここでは触れないでおきましょう。
東の帝国
基軸世界でトップクラスの軍事力を誇る人類国家。
正式名称は『ナスカ・ナムリウム・ウルメリア東方統一帝国』
ナスカ王国と名乗っていた頃から軍国主義国家として多くの小国を軍事力で併呑していった大国
皇帝は、ルドラ・ナム・ウル・ナスカであり、その側近はヴェルドラ姉のヴェルグリンド。
ロッゾ一族が滅びると本格的にテンペストへの進行を決定して、西方諸国やドワーフ王国と組んだテンペ宇都と戦うことになるのですが、それはアニメでほうそうされるようになったら詳しく解説していきます。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した超基本的な情報だけ。詳しく知りたい方は他の記事もしくは公式設定資料集をご覧ください。
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