大人気なろう系ファンタジーアニメ転生したらスライムだった件(以下、転スラ)が、9月末で3期完結を迎えました。
そこで今回は、最終回でも開かれた国際会議――通称“人魔会談”を解説していきます。
人魔会談とは、その名の通り、魔物の国ジュラ=テンペスト連邦国(以下、テンペスト)と亜人や人間の国や地域の代表者が参加する国際会です。
初めての開催は、来賓が乱入する形で急遽開催されましたが、2回目は開国祭で集まった同盟国や友好団体を招いて開かれました。
そこではどんなことが話し合われたのか。
その結果どうなったのか。
これを見れば、人魔会談が何なのか。どうして開かれて村結果どうなったのかがわかるでしょう。
2回の人魔会談のメンバー
まずは、参加メンバーをまとめていきます。
第1回人魔会談のメンバー
初めての開催とアニメ2期後半の人魔会談では、魔導王朝サリオンとテンペスト、武装国家ドワルゴンとブルムンド王国、獣王国ユーラザニアの代表者が参加しています。
この時は正式ではないですが、ファルメナス王国のヨウムも参加しています。
代表者は以下の通りです。
- リムル=テンペスト:テンペストの盟主
- ユーラザニア三獣士:獣王国ユーラザニア代表
- ガゼル=ドワルゴ:武装国家ドワルゴン国王
- エラルド公爵:魔導王朝サリオン代表
- フューズ:ブルムンド王国代表
- ヨウム:ファルムス後継国の王
- ミューラン:元クレイマン配下
第2回人魔会談のメンバー
2回目は、開国祭で来賓が多く来ていたこともあって、参加者は前回の倍以上になっています。
参加国もるベリオスやファルメナスがいて、テング族や自由組合などの組織も参加しています。
代表者はこちら
- リムル:テンペストの魔王
- ヒナタ:神聖法皇国ルベリオス代表
- ユウキ:自由組合総帥
- マサユキ:冒険者・勇者
- モミジ:テング族代表
- フューズ:ブルムンド王国代表
- ベルヤード:ブルムンド王国大臣
- エルメシア:魔導王朝サリオン天帝
- ガゼル:武装国家ドワルゴン国王
- ヨウム:ファルメナス王国国王
この他にも、代表者に随行したりテンペストの幹部が参加しています。
第1回人魔会談の開催と結末
初めての人魔会談は、ファルムス王国の侵攻を退くえてリムルが魔王に進化した時に開かれました。
ファルムス王国への対応と魔王クレイマンへの処遇について、テンペスト幹部と獣王国ユーラザニアの避難民代表の三獣士で話し合っていたところに、まずはブルムンド義勇軍が到着。
それに遅れてガゼル王とエラルド公爵も登場して国際会議になってしまいました。
ただ、暴風竜ヴェルドラの復活やファルムス王国との戦後処理が一気にできて好都合でもありました。
この人魔会談で、ファルムス王国への報復と魔王クレイマンの討伐が決定し、テンペスト軍と魔王リムルがそれを成し遂げました。
第2回人魔会談の開催と結末
第2回の人魔会談は、真の開国祭閉会式といった集まりでした。
友好的な組織や国を招いて、今後の付き合いや開国祭の反省などをしています。
そこでは、ガゼル王からリムルへの苦言やエルメシアのわがままがありましたが、それが終われば真面目な話になっていきました。
その第一歩として、サリオン=テンペストでの技術交流が決定。
これによって、テンペストの仕組みの一部がサリオンに流出する一方で魔導列車計画が加速することになります。
そのためのトンネル掘削も、モミジが“ベニマルを工事に関わらせること”を条件に快諾しています。
道路や線路の敷設工事には、ハイオークや獣人だけでなく、ファルメナス王国の失業者も加わる卯ことが決まり、本格的な人魔共栄圏が成立しつつあります。
人魔共栄圏とは
人魔共栄圏は、リムルが思い描く理想郷をモデルとした構想で、同盟国間で経済・文化などの交流を活発にする組織で、西方諸国評議会に匹敵する勢力でもあります。
共栄圏に加盟している国は……
- テンペスト
- ドワルゴン
- サリオン
- ブルムンド
- ファルメナス
- 魔王ミリム領
- (ラージャ小亜国)
評議会や東の帝国を掌握した際には、転スラ世界全土が人魔共栄圏となります。
まとめ
人魔会談は、2回目以降も度々開かれていますが、最大の会談は2回目かもしれません。
西方諸国評議会は小国の集まりであって、リムルの影響下に直ぐに入ってしまうので人魔会談のメンバーには含めていません。
ただ、人魔共栄圏は度重なる戦争で正式結成が先送りにされたり拡大がストップしていたりします。
以上で、解説は終了です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。よろしければ、他の記事も見ていってください。