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【転スラ】テンペストVS東の帝国の戦争「帝国戦」を解説(ネタバレ注意)

ストーリー解説
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 転生したらスライムだった件(以下.転スラ)の舞台――ジュラ=テンペスト連邦国ことテンペストは、魔物の国でありながら、多くの人類国家と国交を結び交流しています。
 その一方で、敵対して戦争を起こしてくる国だって存在した。

 アニメ第2期と第3期では、人類国家の大国ファルムス王国が侵攻した結果、主力軍は全滅し内乱が起きて滅亡してしまいました。同じ場所には親テンペストの新国家ファルメナス王国が誕生しています。
 この時は、普通の異世界人や軍人が相手だったので圧勝できましたが、今回紹介する戦争ではそうはいきません。

 その戦争というのが、通称「帝国戦」と呼ばれる東の帝国との戦争です。
 国家同士の戦争という意味では、この戦争が最終戦争と言えるかもしれません。

 この記事では、そんな帝国戦のおおまかな流れを見ていきます。
 東の帝国や手ペストについては関連記事をご覧ください。

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帝国戦のキッカケ

 帝国戦は、東の低位国が信仰してきたことで始まるのですが、どうして帝国がテンペストに攻め込むことになったのでしょう。
 この章では、帝国が西進した理由についてみていきます。

帝国軍が侵攻した理由
  • 西方統一を狙っているから
  • 配下の覚醒を狙っていたから
  • 暴風竜ヴェルドラを手に入れたかったから

西方統一を狙っているから

 帝国は、覇権主義の国であり、旧友の魔王ギイとのゲームのために世界を統一しようとしていました。
 そのためには、ジュラの大森林やドワルゴンを超えて西に行かなければなりません。

 そのため、万全な体制で侵攻を開始したのです。

配下の覚醒を狙っていたから

 皇帝ルドラや情報局局長コンドウの狙いとして、帝国軍の大半を犠牲にした配下の覚醒がありました。
 帝国での研究の結果、魂が関係していると分かっており仲間の魂を使った覚醒を狙っていました。

 なので、侵攻での勝利は本当のところ狙っていませんでした。

暴風竜ヴェルドラを手に入れたかったから

 最後の理由として、元帥ヴェルグリンドの弟であるヴェルドラを帝国側に引き込むためというものがあります。

 ヴェルグリンドが出向いて交渉し、決裂した場合にはルドラが精神支配をして従わせる計画がありました。

戦争前の動き

 ここからはm戦争についてみていくのですが、まずは戦争がsけられなくなってきてからの各国の動きを見ていきます。

帝国側の動き

引用:アニメ「転生したらスライムだった件第3期」

 帝国では、西方の強敵だったロッゾ一族が滅び、暴風竜ヴェルドラが復活したことで、帝国軍は軍事行動の準備を本格化させました。

 そうした中で、ユウキ=カグラザカが実力で混成軍団の軍団長魔伝彫り詰めます。
 そして、その協力者として帝国の魔法使いガドラがテンペストの調査をするために動きます。

 まず向かったのは、愛弟子ラーゼンがいるファルメナス王国。そこで、原初の黒ディアブロが魔王リムルに仕えているっことを知ります。その上、他にも原初がいると聞き侵攻作戦を躊躇し、それとともに先行してテンペストを調査中のものの心配もしました。

 その後は、ガドラの大親友アダルマンがリムルの庇護下にいると知り、あっさりと帝国を裏切ることになり、侵攻作戦や帝国軍についての情報がテンペスト側に伝わることになります。

 それでも、ガドラは奉公として侵攻反対を提言しつつ被害を最小限にすべく動きました。そのお上で、できる限りの情報収集もしています。
 その動きを察知した情報局によってガドラは暗殺され、皇帝の名において侵攻作戦が開始されました。

テンペスト側の動き

 テンペスト側の動きですが、最初は帝国が動くとは考えていませんでした。
 ロッゾ一族との対決を終えてぞぐしょりを終えたころには、ユウキ=カグラザカとその一行(中庸道化連ら)が帝国の中枢に食い込んでいることを把握していました。

 そして、帝国からのスパイが活発になったり、ファルメナス王国に来ていたガドラからの証言によって、帝国が挙兵する可能性が大だと知り、すぐにベニマルら幹部を招集して会議をしました。

 その場では、軍の準備をしつつガドラが侵攻反対を提言。無理だった場合には、敵の主力をテンペスト地下迷宮に誘導することが決められました。

帝国軍の侵攻

 準備が済んだところで、ついに戦争がはじまります。
 まずは分かりやすいように、各軍の配置についてみていきましょう。

 攻撃側の帝国は、軍団を3カ所に分けます。

帝国軍の攻撃目標
  • 魔獣軍団:飛空船で西方諸国へ
  • 混成軍団:ドワルゴンのイーストへ(反乱軍のため戦闘には参加せず)
  • 機甲軍団:別動隊(戦車師団と飛空兵団)は大森林での陽動をしつつドワルゴンのセントラルへ
         本隊(機甲改造兵団)は中央都市リムルへ

 この動きをガドラを通じて察知していたテンペスト側は、すぐに各地へ部隊を派遣したり防衛体制を構築していきます。

テンペスト軍の配置
  • 西方諸国:評議会の軍勢と西方聖教会で対応
  • ドワルゴン及び別動隊:第3軍団&ウルティマと第1軍団&テスタロッサで対応
  • 本隊:地下迷宮で十傑が対応

 西方諸国へは、移動に時間がかかり戦闘することなく侵攻戦は終わるのですが、それ以外の2カ所の戦場では大規模な戦闘が行われるっことになります。

別動隊VS第1軍団&テスタロッサ&第3軍団&ウルティマ

武闘大会のゴブタ
引用:アニメ「転生したらスライムだった件」第3期
引用:アニメ「転生したらスライムだった件コリウスの夢」
引用:アニメ「転生したらスライムだった件第2期」

 戦争の口火を切ったのは、大軍勢で大森林を進んでいた戦車師団とそれに対するゴブタ率いる第1軍団。
 まずは、外交官でもあるテスタロッサが降伏勧告を行い、それを拒絶したことで戦闘がスタートしました。

 最初は、ゴブリンライダーが敵戦力を調べながら苦戦しているふりをしていました。その援護として第3軍団も戦っていますが、こちらも苦戦しているふりをします。
 これを観戦していたリムルは、犠牲者が出ていると勘違いをして総大将ベニマルを叱責します。そして、すぐに全力戦闘に切り替えるように命じて戦況を行きに変えます。

 制限が解除された第1軍団と第3軍団は全力で戦い形勢逆転。
 監察官として同行していたウルティマとテスタロッサは、飛空兵団と魔導戦車師団の本陣に潜入ししょのうぶおを圧倒&皆殺しにして戦争を終わらせてしまいます。

 その際に、飛空船数隻と魔導戦車を戦利品として得ています。

機甲改造兵団VSテンペスト精鋭

 別動隊の戦闘が始まったころ、本体となる機甲改造兵団が中央都市リムルへの侵攻を開始。
 すでに都市は迷宮に隔離され、攻略するには迷宮に入らなければなりません。

 安全策として、縄を持たせた部隊を迷宮に入れていきますが、リムルのけいかっく通り1000人ごとに別階層へ送られたため、縄が切れて部隊の一が分からなくなりました。
 そして、各階層に送られた兵士は迷宮十傑によって討ち取られていきます。

 序盤こそ、攻略にてこずっているだけだと思っていた総大将カリギュリオも、時間の経過で中の状態がなんとなく分かってきました。
 そこで、軍団の中でも精鋭たちを迷宮に送り出しますが、それも迷宮十傑の精鋭(アピトやゼギオンたち)によって討ち取られてしまいます。

 完全にテンペスト勝利が確定した段階で、不意打ちとばかりに勇者マサユキの傍にいたバーニィとジウが帝国側として奇襲を仕掛けますが、あっさりつ破れてしまいます。この時は復活の腕輪のおかげで迷宮外で復活していますが、撤退戦でカリギュリオもろとも敗北して死亡。

 こうして、テンペスト軍無傷で帝国軍全滅という形で侵攻戦は終結しました。

侵攻後の両国

 侵攻戦がテンペストの勝利で終わってからは、帝国内でのごたごたがあって、戦争は自然に停戦状態にありました。
 その間に2つの勢力ではどんなことがあったのでしょう。

テンペストでの出来事

 戦勝国となったテンペストでは、戦勝記念会が開催され、各国も代理を立てて出席していました。
 その場では功労者への論功行賞が行われ、魔王種を持つ者には帝国軍の魂を使った魔王への進化が行われました。それを見た一部からは驚きとともに今後をどうするか悩む声が出て今いたが、リムルはお構いなしに続けます。

 イベント後には、帝国への対応を話し合う幹部会が開かれて、重要参考人として魔王ギィが呼び出されました。
 そこで、幹部が魔王に進化していることがっバレ、ギィ配下の原初にも魔王への進化を施すように強要されてしまいます。
 ですが、これを利用してギィから余分に魂を受け取ったかとで、追加で幹部を進化させることができるようになります。

 こうして進化した幹部の総数は12名となり、それがきっかけで聖魔十二守護王が誕生しました。

帝国での出来事

 帝国では、敗北を察知したものの、すぐに今後の動きには出ませんでした。
 まずしたことは、反乱を企てていたユウキ一派の粛清が行われました。雑兵は始末されましたがユウキやカガリなどの幹部は精神支配をされて手ごまとなりました。

帝国最大戦力との戦争

 帝国では後顧の憂いが無くなり、テンペストも準備万端となったところで、はじめに動いたのは帝国側。
 元帥ヴェルグリンドが混成軍団を全滅させ、それをもとにカガリがデスマンを生み出そうとしたのです。その動きに対して、すでにテンペストから派遣されていた悪魔三人娘やガビルたちが応戦しますが歯が立ちません。

 一方その頃、リムルたちは粛清を逃れた中庸道化連ラプラスの案内で帝国へ潜入しましたが、皇帝ルドラの罠にあって異空間での会談に臨むことになります。

 それと同時に、帝国軍本隊はテンペスト上空へと移動していました。
 目的は、暴風竜ヴェルドラの支配。
 まずは姉である灼熱竜ヴェルグリンドがヴェルドラと戦いますが、想像以上の成長に本気モードになります。
 そのおかげで、混成軍団との戦場やリムルとの会談にいた並列存在は消滅してしまいます。

 最終的に、弱ったヴェルドラに情報局局長コンドウが銃弾を喰らわせて、ルドラのスキルで精神支配することになりました。その際、リムルを守るためヴェルドラが魂の回廊を切断したことでリムルが大激怒してしまいました。

 そこからのテンペスト勢は強かった。
 テンペストに帰還したリムルたちは、悪魔3人娘を呼び出し進化を施したうえでベニマルたちと共にルドラたちの討伐を命じます。
 配下への命令を済ませたリムルは、竜種同士の戦場へ。その際、相棒のラファエル(元大賢者)に名付けをしてシエルへと進化させました。

 そのおかげで、ヴェルグリンドを終始圧倒。ヴェルドラにも勝利して精神支配をから解放しました。
 その裏では、シエルが配下のスキルをいじって最適化してしまい、帝国勢に圧勝してしまいました。

終戦

 テンペストにいる帝国軍がルドラだけになったところで、ずっと隠れていたフェルドウェイが登場し、ルドラの権能だったミカエルがルドラの身体を支配してしまいました。
 それを目の当たりにしたヴェルグリンドは、絶望してしまったものの、リムルによる交渉によってミカエルやフェルドウェイとの戦闘は一時的に終結しました。

 これを持って帝国軍の完全敗北が決定となり、終戦を迎えます。

戦後処理

 ルドラがミカエルに支配されたことで皇帝が不在となりましたが、ルドラの転生体である勇者マサユキがヴェルグリンドの推挙によって新皇帝に即位。それをテンペストとドワルゴンが承認して帝国の新体制が発足しました。

 この新体制の帝国とテンペストの間で講和が成立して正式に戦争が終結しました。
 その後の帝国は、西方諸国評議会に加盟するなど融和路線に移っていきます。

まとめ

 今回紹介したのは、詳細を省いた亜kんイバンですが、気になった方はぜひ原作小説をお読みください。

原作小説

 帝国戦の範囲は、戦争の前段階からとなると12巻から16巻ということになります。

著者情報
私が書きました

 アニメ好きか講じてなろう作家になるも挫折して休業。
 その後は一介のオタクを経てブロガーに転身し今に至る。

【自己紹介】
・生年月:2000年4月
・オタクになったアニメ:DOGDAYSシリーズ
・オタク歴:2013年末~

【発信内容】
・おすすめアニメ紹介
・人気アニメ解説
・アニメ関係豆知識
etc.

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