薬屋のひとりごとは、異世界作品が台頭する「小説家になろう」の中でもトップクラスの人気を誇る作品です。
中華風の世界が舞台で後宮や都を中心にミステリーやラブコメが繰り広げられる今作は、これまでにアニメが2期放送されてどちらも2クール放送となっています。
さらに2026年にはアニメ第3期と劇場版がどちらも予定されており、今後も人気が高まっていくでしょう。
この記事では、薬屋のひとりごとという作品について詳しく紹介していきます。
中心となるキャラクターやストーリーだけでなくその他さまざまな情報をまとめました。
まだ作品を見ていない人に向けた記事ではありますが、多少のネタバレがあると思いますのでご注意ください。
※2025年7月26日現在の情報です
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作品概要
薬屋のひとりごとは、日向夏先生が小説家になろうで連載する作品です。
なろう版(Web版)は、2011年10月27日~現在に至るまで連載されています。(Web版)
書籍化は2012年10月にソフトカバー版が発売されましたが、連載されているのはヒーロー文庫での文庫版です。
こちらは2014年9月から連載がはじまり、現在も連載は続いています。
コミカライズは、2017年9月からビックガンガンにて始まり、こちらも連載中。
原作小説やコミカライズを累計発行部数は4000万部を超えます。
また、2025年3月には電子コミック「マンガUP!」には原作者書き下ろしストーリー『薬屋のひとりごと外伝 小蘭回想録』が連載開始しました。
原作小説第1巻
巌作コミック
ストーリー
ここでは、アニメです伝放送されている範囲でのストーリーを紹介します。
〈第1クール〉
花街育ちの薬師見習いのマオマオが、後宮に売られ下女として数日。上級妃や御子を襲った事件の捜査に助言をしたことで、壬氏の目に留まり上級妃筆頭の玉葉妃に仕えることに。
玉葉妃のもとでは、毒見役兼侍女を務め、時々起きる後宮での事件(水晶宮での看病や中級妃が騒ぎなど)や園遊会騒動を解決していきます。
そんな中で、園遊会時に里樹妃の暗殺未遂の首謀者が阿多妃の侍女頭であることを突き止めます。
侍女頭は処刑されたものの、連座として関係が薄いとはいえマオマオの名がでてきて、壬氏の説得を勘違いして後宮を追放されてしまいました。
花街に一時的に戻ったマオマオは、緑青館や養父羅門のもとでの生活を送っていましたが、壬氏に身請けされてそのまま壬氏邸の下女として働くことに。
〈第2クール〉
壬氏邸でも事件捜査をしていましたが、後宮とは違い助手は高順やその子馬閃や李白といった武官が務めていました。
壬氏邸周辺で起きる事件にはある姥久手茎を持った者が関わっていました。
それをいち早く察知していた軍師羅漢が事件捜査の方向をやんわりと動かしたことでマオマオが真犯人の目的を察知して儀式に乱入。皇弟として儀式を執り行っていた壬氏を助け出すも一時的に重体となりました。
その後、自害した真犯人(壬氏邸の官女翠苓)の検分をしようとしたけど、すでに逃亡した後であり、マオマオはどうやって逃げたのかに興味を持つもその後の多忙で操作できず。
そして、園遊会後には実父である羅漢との因縁に決着を付けて両親の仲を取り持っています。
翡翠宮に復職したマオマオ。
そんなマオマオの親友小蘭の新たな同僚として子翠が仲間入り。
楽しく暮らすマオマオとは裏腹に、都では西方からのキャラバンが来たり特使が来たりと大忙し。当然そこで起きる騒動や下女の中でもイベントにマオマオも巻き込まれます。
その騒動やイベントによって、先帝やその母である女帝によって現王朝が恨まれている事が判明します。
しかも、1期から続いた壬氏暗殺計画は続いており、その一味の中には特使も入っていました。
そして、直接的な暗殺事件として宰相の子昌が主催する狩りが開かれ、そこでマオマオと壬氏が暗殺者から逃れた際に、ふたりきりになり壬氏が宦官ではなく男性であるとマオマオが知ります。
その後は一連の事件を子昌の一族(子の一族)が起こしていると判明。それと同時に子翠と翠苓にマオマオが攫われることに。
そこは子の一族が作った都との戦いを意識した里。一族の者が多く暮らしていますが、多くは普通に暮らす一般人。そんなところでも武器製造がおこなわれており、それを知ったマオマオは現場に入ってしまい、それが反乱首謀者の神美に見つかり砦に連行されてしまいます。
この時、子翠の正体が阿多妃の後釜として上級妃となった楼蘭妃であることが判明しました。
連行後のマオマオは、薬師として不老不死の秘薬を研究しつつ反乱に備えていました。
その頃都では、マオマオ誘拐と子の一族の不穏な動きを察知した壬氏や羅漢が討伐のための禁軍を組織。
楼蘭が砦内部で火災を起こしたり従業員を逃がしたりして反乱軍を混乱させているうちに、禁軍が討伐戦を開始。壬氏自ら先陣を切り子昌らと討ち取り、神美は楼蘭の罠により自害。楼蘭は討ち取られ砦から転落。
こうして子の一族は滅亡し、生き残った子供たちは同じく生き残った翠苓と共に阿多妃のもとにお預けとなりました。
キャラクター&キャスト

- 声優:悠木碧
- 主人公
- 花街の高級妓女と上級武官の娘
- 高級の毒見役妓女

- 声優:大塚剛央
- 皇帝の弟(実は実子)
- 後宮の管理人
- 本名:華瑞月

- 声優:久野美咲
- 後宮で働く下女
- マオマオの親友で噂好き
- 年季が明けてからは下級妃実家で働いている

- 声優:小西克幸
- 壬氏の副官県護衛
- 馬の一族出身
- 馬閃の父

- 声優:種崎敦美
- 貴妃
- 翡翠宮の主
- 皇太子を産んで皇后になる

- 声優:石川由依
- 賢妃
- 水晶宮の主
- 水銀の冒されていたところをマオマオの救われる

- 声優:木野日菜
- 徳妃
- 先帝の妃
- 金剛宮の主

- 声優:甲斐田裕子
- 淑妃
- 柘榴宮の主
- 皇帝の幼馴染
- 実は壬氏の実母

- 声優:瀬戸麻沙美
- 阿多妃の後の淑妃
- 柘榴宮の主

- 声優:瀬戸麻沙美
- 楼蘭妃の本来の姿
- 後宮の新人下女
- 小蘭の友達
- 虫好き
〈羅の一族 &先帝〉

- 声優:家中宏
- マオマオの養父
- 羅漢の大叔父
- 花街の薬師
- 天才医官
- 先帝時代のごたごたで追放される

- 声優:桐本拓哉
- マオマオの実父
- 都の天才軍師
- 変態
- 羅半の養父

- 声優:豊永利行
- 羅の一族の勘定方
- 一族の次期当主
- 羅漢の養子

- 声優:大塚剛央
- ロリコン皇帝
- 数々ん追いコンを作る
- 女帝の息子
〈武官〉

- 声優:橘龍丸
- 高順の子
- 壬氏(華瑞月)の護衛
- マオマオの助手
- 馬の一族の次期当主

- 声優:赤羽根健治
- 武官の中での出世頭
- マオマオ里帰りの身元引受人

- 声優:名塚佳織
- 楼蘭妃の異母姉
- 壬氏邸にいた官女
- 子の一族の一員として壬氏暗殺に関与

- 声優:チョー
- 先帝の寵臣
- 名宰相
- 子翠と翠苓の父

- 声優:深見梨加
- 子の一族の長
- 先帝の妃
- 先帝に恨みを持っている
- 反乱に失敗して討伐される

- 声優:藤原夏海
- 反乱の生き残り
- 唯一普通に生活ができる子供
- 暴れん坊
〈皇帝母子〉

- 声優:能登麻美子

- 声優:遠藤大智
〈緑青館〉

- 声優:桑島法子
- マオマオの実母
- 緑青館のトップ妓女
- 羅漢と添い遂げる
- 病に侵され幽閉されていた

- 声優:小清水亜美
- 李白の恋人
- 緑青館の三姫のひとり

- 声優:斉藤貴美子
- 緑青館の店長
- マオマオの母親代わり
まとめ
薬屋のひとりごとは、なろう作品の中でも異彩を放つ大人気作品であり、書籍だけでなくアニメや映画にまで発展して各種イベントも大人気。
中華世界が舞台ということで、ファンタジーよりも現実に近い世界観で物語がすすみ魔法や過激な戦闘が苦手な人ン位は大変おすすめの作品です。
気になった方は、是非実際にアニメをご覧いただくか原作書籍を読んでみてください。













