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【薬屋のひとりごと】壬氏様の補佐官にして従者|高順(ガオシュン)とは何者?

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高順 薬屋のひとりごと
引用:マンガ「薬屋のひとりごと」

 なろうアニメの中でも屈指の人気を誇る後宮ミステリーアニメ「薬屋のひとりごと」

 なろう系には珍しい中華世界を舞台にした今作ですが、本物の中華帝国を舞台にしているわけではないので、色々と異なる部分はあります。

 その代表的なところで、主要キャラに宦官がいない。
 主要キャラクターにはいないだけで、モブキャラとしては登場しています。

宦官とは

 後宮に勤める男性。
 皇帝の持ち物である女官や妃と関係を持たないように去勢された役人。

 作中では、宦官の生産(去勢)は行われなくなり、敗戦国からの増員で補っている。

 一般的に、性欲を満たせなくなったことで金銭や出世の欲が高まり、不正に走る者が多いとされる。

 主要キャラクターの中にも男性が出てくるし、後宮の役人だっています。
 しかし、彼らは公には宦官ということになっている偽宦官です。

 その代表例が壬氏様なんですが、それについてはこちらにまとめてあるのでよんでいただくとして……

 今回は、もう一人の偽宦官――高順(ガオシュン)について解説していきます。

 薬屋のひとりごとのアニメを見たことあれば、壬氏様の従者として常に一緒にいる男性が高順です。

 そんな彼がどうしてニセ宦官なのか。
 また、どんな役割を果たしていてどんな境遇の人物なのか。

 長々と話してしまいましたが、さっそくはじめていきましょう。

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基本情報

薬屋のひとりごと公式サイト高順
引用:薬屋のひとりごと公式サイト
  • 声優:小西克幸
  • 年齢:36歳
  • 出身:華央州の都(推定)
  • 出自:馬の一族
  • 追記:猫好き

高順と壬氏の関係

 まずは、気になる壬氏と高順の関係性についてまとめていきます。

 今でこそ普通の主従関係のようになっていますが、実は主従以上の深いつながりがあります。

 そうじゃなければ、長年にわたって壬氏に仕えることはできません。(壬氏が皇弟だから)

高順と壬氏の関係
  • 高順の妻が壬氏の乳母
  • 二男(馬閃)が壬氏の乳兄弟
  • 現帝と高順が乳兄弟・幼馴染(高順の母が現帝の最後の乳母)

 ここまで密接な関係ですが、実はおいて位としての壬氏の側近は高順ではありません。

 皇弟時の側近は高順の二男である馬閃(アニメ第2クールでマオマオと捜査を担当した役人)です。

 なので、後宮管理人としての壬氏の側近として高順が仕えています。

 ここからも分かるように、高順は半隠居状態で家督は後に馬閃に継承されることとなります。

高順の活躍

 2人の関係が話あったところで、アニメでの活躍を……と思いましたが、ほとんど壬氏と共にいるので目立った活躍がありません。

 そこで、高順のスゴさを語っていきます。

親戚が大物ばかり

 まずは、親戚が大物ばかりな件。

 前の章で見いましたが、高順は皇帝と乳兄弟でありその点から、皇帝の妻である上級妃ともある意味で親戚と言えます。
 それに、皇帝と兄弟ということは、先帝の子ということにもなります。(乳兄弟だから厳密には関係はない)

 そうなると先帝の皇后(安氏)と親戚関係となり子の一族と親戚というっことになります。

 それに、息子の馬閃は壬氏の乳兄弟。

 高順と馬閃は名門『馬の一族』というということで、国内でもかなりの権力者ということになります。

 それなのに、その地位を乱用することなく皇帝や壬氏に仕えて壬氏の面倒を見るお父さんをしています。

子どもっぽい壬氏の扱いが上手

 壬氏の解説記事でも書きましたが、壬氏は幼くして帝王学などの英才教育を受けて大人としての生活を強要されていました。その反動から後宮管理人になって自由になったら、幼児化してしまいました。

 外ではイケメン宦官や皇弟振舞いますが、自邸などのプライベートな場ではおもちゃで遊んだりしています。

 その様子をあきれながらも諭したり見守る高順は本当にいいお父さんです。(馬閃に子がいるので実際にはおじいちゃん)

馬(マー)の一族

 最後に、高順の家族――馬の一族を紹介して終わりにします。

 馬に一族は、名持の一族ということでかなりの名門ではありますが、文官ではないので政治にはそこまで大きな影響力を持っていません。

 高順は病弱ということで表に出ない皇帝の従者です。しかし、仕事をしない皇帝に代わって公務をしたり、馬閃とふたりで壬氏の補佐をしています。

  • 後宮時:高順
  • 皇弟時:馬閃

 また、高順は傍流出身で養子として本家に入っています。

高順が本家に入った経緯

 妻(桃美)が元々嫁ぐ予定だった本家の男に乱暴されて失明して婚約破棄

 本家の意向で傍流だった高順が本家入りして傷物となった桃美と結婚した。(臭い者には蓋的な理由)

 結婚時の年齢

  • 高順:16歳
  • 桃美:22歳

 そういったこともあり、高順はかなりの恐妻家で尻に敷かれています。

 ただ、傍流にいた時点で皇帝に仕えるほど有能でした。

 作者曰く高順が本家に選ばれた理由は、桃美に優しく声をかけたかららしいです。

 あと、桃美と親しくて有能だからという理由もあったそう。

高順の子供たち

 高順についてはこれくらいにして、馬閃ヲはじめとした子供たちも紹介していきます。

長女:麻美

 すでに結婚済で、子が2人いる

長男:馬良

 すでに結婚済で、子が1人いる

 長子相続が原則ですが、馬良は秒じゃとということで家督を相続しません。

 ただ、文官としては有能です。しかし、人見知り(場になじめない)なので、科挙に一発合格したのにニートです。

二男:馬閃

引用:アニメ「薬屋のひとりごと」

 高順の跡取りで独身の苦労人。

 アドレナリン出まくりの蝶武闘派ですが、女性関係は美女に超奥手です。

 壬氏の乳兄弟で幼馴染でもあります。

 皇弟壬氏の従者ではありますが、壬氏が皇弟じゃない時に問題を持ち込まれた際には、マオマオの保護者をさせられています。

 詳しくはかいせつきじをかくよていなのでそちらを読むか原作でお確かめ下さい。

まとめ

 壬氏の副官――高順は、武官の名門「馬の一族」の前当主ですが、主君と常にいるのは当主の馬閃ではなく高順です。
 それは、高順が優秀だったからッというのもありますが、馬閃は皇弟(壬氏の影武者)に仕えていて、高級の管理人の壬氏には隠居した高順が仕えるという形になっています。

 アニメ1期では、後宮や外廷で壬氏に仕えていましたが、壬氏の保護者として恋人マオマオの手伝いを知っていたりしました。
 この関係は、アニメ2期以降でも続くようです。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。
 ぜひ他の記事も読んでください。

著者情報
私が書きました

中学生のころからのアニメオタクの僕が、アニメをあまり見ない人からアニメ好きにも楽しんでもら和えるブログを作りました。

ブログの内容
〇ファンタジーアニメが中心
〇著者のおすすめや新作アニメを紹介
〇複雑なアニメの解説

著者プロフィール
〇生年月日:2000年4月15日
〇出身地:神奈川県横浜市
〇視聴したアニメ数:100作品以上

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