転生したらスライムだった件(以下.転スラ)には多くの国が登場しますが、その中で主人公リムが初めて訪れたのが武装国家ドワルゴンです。
ドワルゴンは、ドワーフの英雄王ガゼル=ドワルゴが治める工業国家です。
中立国として、あらゆる国際枠組みに参加せず、西方諸国や東の帝国だけでなく魔王国とも取引をしています。
その立場を一気に覆したのが、魔王リムルと彼が率いるテンペストでした。
この記事では、ドワーフ王国こと武装国家ドワルゴンについて解説していきます。
主人公リムルとの関係や転スラ世界での立ち位置などを転スラ初心者でも分かるように解説しますので、是非最後まで読んでください。
ドワルゴンとは
まずは武装国家ドワルゴンについての基礎的な情報をまとめてみました。
基本情報
ドワルゴンは、ジュラの森(ジュラ・テンペスト連邦国)の北、東の帝国とファルムス王国の間に位置する大国です。

現国王は、英雄王と呼ばれるガゼル=ドアルゴ。
首都は、中央の大都市セントラル。
人口は1億人であり、その半数がドワーフです。
国内の様子
ドワルゴンは、首都のセントラルを中心に3つの街で構成されています。
街は地下にあり、その上には竜の巣があります。
また、ガゼル王の名のもとに私闘が禁じられておりゴブリンであろうがスライムであろうが差別は禁じられています。
入国審査の際にドワルゴンでのルールの講習を受けることになります。
主産業
ドワルゴンの主な産業は、工業や建築、衣料品など多岐にわたっています。
テンペストが台頭するまでは、産業の中心地として他の追随を許していませんでした。
また、世界共通の通貨もドワルゴンが製造しており、番号などで管理されて複製不可能と言われています。最強魔王のリムルですら複製できないのですから、ドワルゴンの技術力はすさまじいですね。
しかし、山の中で暮らしているため食料自給率は極めて低いです。
外交
産業のところでも書きましたが、ドワルゴンには西方諸国の貨幣鋳造権を有しています。
また、魔導王朝サリオンとの相互技術交換も行われており、サリオンに次いで重要視されている国です。
また、テンペストといち早く盟約を結んだ(国として成長させた)ことから、さらに国力が高まっています。
アニメ3期の聖魔激突後はルべリオスとの外交もスタートしており、人類社会にもっと入り込むことでしょう。
軍事

ジュラの大森林や東の帝国と隣接している特殊な地域柄、軍事力はかなりのもの。さすがに帝国には単独で対抗できませんが、それでもリムルやヴェルドラ抜きのテンペスト援軍との連合で圧勝できるほどには強いです。
正規軍は七つあり、それらは最高司令官(アドミラルパラディン)のバーンによって指揮されています。
それとは別に、王直属の秘密部隊としてドルフ率いる500人の天翔騎士団(ペガサスナイツ)があり、お忍びでテンペストに来る際にはペガサスナイツを率いてきます。
また、情報収集能力にもたけており、アンリエッタが長をしている暗部はテンペストに次ぐ情報収集能力を持っています。
その一例としては、いち早くオークロード討伐を察知してガゼル王に正確に伝えてテンペスト来訪を実現させたことでしょう。
ただ、ソウエイらテンペスト暗部に邪魔された経験からさらなる能力向上を目指しています。
リムルやテンペストの関係
次に、ストーリーに沿ってドワルゴンを紹介していきます。
アニメ3期「開国祭編」までのネタバレを含みますので注意してください。
リムル初めてのドワルゴン
ドワルゴンが初めて登場するのは、アニメ1期「地位向上編」です。

牙狼族とゴブリンを配下に加えていざ街作りといったところで、技術者不足が発覚。
そこで、リグルド村(仮称)との取引経験がある武装国家ドワルゴンに赴くことに。
ドワルゴンの門前では、冒険者とのいざこざがあり一度は投獄されますが、鉱山事故の被災者をポーションで助けたことで釈放。
その後、カイジンの工房の手伝いをしたり夜のお店で事件を起こすなどして、無事カイジンや鉱山被災者兄弟(ドルドたち)を獲得しました。
リムル・ガゼルの盟約
オークロード討伐を終えてしばらく経ったころ。
ガゼル王が、リムルを見極めるために直属精鋭部隊ペガサスナイツを率いてリグルド村に来訪しました。
見極める方法として剣術勝負が行われて、そこで県の師匠が同じハクロウであることから意気投合。
その流れで、リムルとガゼルが盟約を結ぶことになりました。

そのためにリグルド村を国に改名する必要が出てきました。
そういってできたのが『ジュラ・テンペスト連邦国』です。
その翌日には、夜の店で嫌味を言ってきた元大臣のベスタ―がテンペストに加入しました。
テンペスト・ドワルゴンの国交が正式に樹立

その後は、テンペスト・ドワルゴン連合軍によるカリュブディス討伐があっただけでアニメ1期でのドワルゴンの登場は終了。
アニメ2期では、テンペストによる外交の一環としてリムル率いる使節団がドワルゴンに訪問するところからドワルゴンが登場します。
2度目のドワルゴン訪問ではありますが、スライムボディーではなく人型ということで、顔なじみの門番などには最初気付かれませんでした。
その後、ガゼル王とリムルの首脳会談が行われて、そこで魔王ミリムと魔王カリオンとの関係をリムルが伝えたことでガゼルから文句を言われたりしましたが、それ以上に民衆への演説内容への指摘の方が厳しかった。
人魔会談
次にドワルゴンが登場するのは、リムルが魔王になった後。
クレイマンが獣王国ユーラザニアを攻撃したりジュラの森にちょっかいを出したりで対策が必要になったことで幹部会議が開かれました。
そこの乱入する形でガゼル王が来訪。それに加えて魔導王朝サリオンからエラルド公爵も来て国際会議となりました。
国際会議は、開始直後に登場したヴェルドラによって一時中断。
そして、リムルへのお説教やファルムス王国戦後の対尾王についての協議が行われました。

その後は、対クレイマンの戦いやファルムス王国の国盗りについて議論して会議は終了しました。
まとめ
本当は、国王のガゼルについても解説しようと思ったのですが、厚生だけでもかなりの分量になったので別記事にすることにしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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