転生したらスライムだった件(以下.転スラ)は、アニメの各クールで大きな事件が起きています。
中でも、初期の転スラで大きな影響を与えているのが“オークロード事件”です。
オーク―ロード事件とは、オークロードに率いられた軍勢がジュラの大森林を蹂躙していった事件。
その被害は、ベニマルたちオーガやガビルがいたリザードマンなど。
こう見ると、魔物同士の争いのように見えますが、オークの軍勢は20万もいてオークが去った後には何も残らない。このままではジュラの大森林の生物が絶滅しかねませんでした。
以上の3つを中心に解説していきます。
ゲルミュッドの陰謀
事件のきっかけは、道化の魔人ゲルミュッドの野望から。
ゲルミュッドは、中庸道化連の構成員の中でも有名人で、魔王の間でも話題に出るほどの魔人でした。
この野望を果たすために、ゲルミュッドはジュラの森各地の有望な魔物に名付けをしていきました。
- ゴブリンのリグル
- リザードマンのガビル
- オークロードのゲルド
その中で、ゲルミュッドの思い通りに動いたのがオークロードのゲルドでした。
オーク軍の侵攻
名付けで力を得たゲルドは、飢えた同胞を救うべく、ジュラの森を蹂躙し魔物を喰っていきます。
襲撃したんかには、ゲルミュッドの誘いを拒絶したオーガの里がありました。
オークの襲撃で、オーガの里は崩壊し族長の子どもとその仲間のみが生還し、主人公リムルの庇護下に入りました。
そして、実力を知った彼らはリムルに仕えることになり、名を与えられました。
そして、オーガを庇護下に置いたリムルはオーク軍の侵攻を察知して討伐を決意します。
リザードマンやドライアド(トレント含む)と協力して、ついに湿地帯での決戦に臨みます。
リムルVS魔王ゲルド
湿地帯では、クーデターで実権を掌握した頭領の息子ガビルが奮戦していました。
最初こそ地の利で優位に戦っていましたが、仲間が犠牲になるにつ入れて不利となり、ついには万事休すにまで追い込まれました。
そこに駆け付けたのが、リムルが送った先鋒隊のゴブタ&ランガ。
窮地を脱したガビルは、すぐに陣形を整えて防衛に専念。リムルの到着で側近たちも回復して、リザードマンとオークの局地戦は止まりました。
ここからは、リムル軍とオーク軍の戦争です。
雑兵はベニマルたち鬼人族が担当して、リムルはゲルドとの大将戦に臨みます。
ベニマルたちはリムルに名付けされたことによってオーガ時代とはべっけくの強さとなっており、オーク軍を圧倒。リムルもゲルド相手に優位に戦っていました。
そこに、ゲルドやガビルに名付けをした魔人ゲルミュッドが登場。
ゲルドを自身の配下にしたと錯覚して、ゲルドにリムル討伐を命じます。
しかし、飢えていたゲルドはゲルミュッドを喰らってしまい、それがきっかけで魔王に進化を果たしました。
それを目の当たりにしたリムルは、正攻法での勝利はできないと判断して、捕食者での捕食に切り替え、最終的にはリムルが勝利して、ゲルドは消滅しました。
オークロード事件後の世界
魔王ゲルドの消滅を受けて、オーク軍に掛けられていたスキルの影響が消えて侵攻はストップ。リムル軍に降伏し戦争は終結しました。
その後、リザードマンの本拠で戦後処理を決める会議が開かれました。
リムルを議長として、オーガやリザードマンなどの戦勝種族と敗戦種族オークが参加していました。
この会議の結果、侵攻のきっかけである飢餓を森全体で食い止めるべく、ジュラの森(西部・ドライアドの支配領域)の各種族間で大同盟を結成して、得意分野の技術や物資を共有することにしました。
そして、このジュラの森大同盟の盟主にリムルが就任。
盟主と会ったリムルは、リザードマン族長にアビルと名付けたほか、リムル配下となったリザードマンにソーカなどの名を付けてソウエイに預けました。
そして、クーデターを起こしたガビルも名付けを上書きし部下にも名を付けた上で直属の配下としました。
オーガについても、魔王ゲルドとの約束もあり全員を庇護下において、ゲルドの後を継いだ族長にゲルドの名跡を継がせてえ直属の配下としました。
その後、ドワーフ王ガゼルとの盟約がきっかけでジュラの森大同盟はジュラ=テンペスト連邦国という国家に進化しました。
まとめ――リムルのその後
魔王ゲルドを捕食したリムルは、魔王種を獲得しファルムス王国軍を殲滅したことで覚醒魔王となりました。
また、オークロード事件の顛末を知ったガゼル王がリムルと盟約を結び魔国連邦が成立。
オークロード事件の顛末を見た魔王ミリムがリムルとマブダチになる。
オークやリザードマン、ドライアドなどが新たに配下となってリムル勢の勢力が拡大する。
オークロード事件は、リムル解けでなく他の魔王や国家に影響を与えた大事件です。
しかし、その後の事件のインパクトが大きくて原作読んでいると忘れてしまいそうになります。
なので、この記事でなんとなくでも思い出してもらいたいので書いてみました。
なろ転ブログでは、転スラをはじめとしたアニメの解説をしていますので、よろしければ他ん記事も読んでい行ってください。