リムルの配下のうち、秘書の任についているのは、シオンとディアブロの二人だけ。
その中でも早くから秘書を務めているのが、鬼人族(ディアブロが加入した時点では妖鬼)のシオンです。
シオンは、他のリムル配下と違う点が大きく2つあります。
- ジャイアン級の料理の腕前
- 一度は殺されて蘇った不死者
今回の解説では、この2点に触れつつ、シオンについてざっくりと解説していきます。
プロフィール
- 名前:シオン
- 声優:M・A・O
- 種族:大鬼族➡鬼人族➡妖鬼
- 出身:オーガの里➡ジュラ・テンペスト連邦国
- 称号:暴君
第一秘書
シオンのメシマズ事件簿
シオンと言えば、ジャイアン並みの料理の腕前として知られていますが、どれほどすさまじいのでしょうか。
ここでは、シオンの料理が引き起こした事件を2つ紹介します。
ゴブタが毒耐性を獲得
この事件は、リムルがシオンの料理の危険性を知るキッカケとなりました。
事件が起きたのは、リムルとの主従関係を結んで間もなくのこと。
村を巡察しするときに、シオンがリムルに料理を振舞いたいと言ってきました。
この時はまだ、シオンの料理の恐ろしさをリムルは知りません。
なので、その誘いを受けてワクワクしながら巡察を終わらせます。
知らないからこそ楽しみでだったらしく、ベニマルやハクロウといった他の鬼人族たちを誘いました。
しかし、シオンの料理を知る彼らは、なんだかんだ理由を付けて断ります。
その断り方を見て、リムルも何となくシオンの料理がどんなものかが分かってきましたが「そんなお約束みたいなことは……」と考えて現実から逃げてしまいました。
しかし、出てきたのはお約束通りのジャイアン飯。
命の危険を感じたリムルは、相棒のユニークスキル「大賢者」にアドバイスを求めます。
返ってきた答えは「目を閉じて右に腕を伸ばす」こと。
言われた通りに伸ばすと、そこにいたのはゴブタ。
料理を口にしたゴブタは、その場で泡を吹いて気を失ってしまいました。
これがきっかけで、ゴブタは毒耐性を獲得しています。
しかし、さすがに危険だということで、鬼人族のリーダーであるベニマルを毒見役としました。
しかし、ベニマルはすぐに毒耐性を獲得することはできず、リムルの魔王覚醒近くになってようやく獲得しました。
この事件は、シオンの料理の危険性を周知するきっかけになりました。
海水浴で大騒動
この事件は、本編ではなくOADに収録されている話となります。
この話では、クッションの中に入れる砂をてに入れるために、ジュラの大森林にある湖に行くことになったるところから話が始まります。
鍋が消滅
湖に着いて泳ぐ前にランチを取ることになり、当然のようにシオンはリムルへ自分の料理を披露します。
しかもその容器は、業務用クラスの寸胴鍋。
しかし、その鍋を地面に置いた瞬間に中身のせいで鍋が解けて地中に入っていったのです。
こう聞くと、シオンの料理を食べて生き残っているゴブタやベニマルのすごさが分かりますよね。
この事件はこれだけにとどまりません。
湖の主の暴走
次の事件では、リムル配下以外で被害者が出ます。
それが、湖の主です。
事の始まりは、鍋消滅事件の直後。
次にシオンが散りだしたのは、おにぎりが入った包み。
画像でも分かるように「食べるな危険」のおにぎりです。
リムルはどうにか食べずに済んだのですが、そのおにぎりは転がり落ちて湖の中へ。
そして、それを食べた湖の主が興奮状態になり大暴れしたというのが事件の流れです。
結果的には、リムルが沈静化させて事なきを得ますが、シオンとのお出かけの際の注意点が増えることになりました。
シオン、不死者への道
シオンの料理の恐ろしさが分かったところで、次はシオンが不死者となったエピソードを紹介します。
こちらの話は、原作第5巻やアニメ2期の内容となります。
ファルムス王国の異世界人との前哨戦
まずは、シオンの死についてですが、これは異世界人との戦闘に敗れたことによるものです。
詳しく見ていきましょう。
事件が起きたのは、武装国家ドワルゴンとの親善行事から帰ってきた後でした。
以前から魔国連邦(テンペスト)を脅威と見ていた国があります。
それが貿易で成り立っていたファルムス王国です。
ファルムス王国の王エドマリスは、どうにか魔国連邦を潰したいと考えていました。
そこで是が非でもほしかったのが、西方聖教会の援軍。その名もテンプルナイツ。
しかし、テンプルナイツを出すにはある条件がありました。
それが、その国(ファルムス王国)の民が西方聖教会が定める敵対勢力(ここでは魔国連邦)に襲われた場合に騎士団を派遣することになっています。
その条件を達成して、なおかつその証拠を残すためには、自作自演しかないと考えたエドマリス王は、自国に抱えている異世界人3人と精鋭騎士団を魔国連邦に派遣しました。
平和主義者のリムルが治める国です。
そう簡単に襲われたりはしません。
そこで、逆に自分たちが魔国連邦の住人を襲い反撃させることにしました。
こうして、ファルムス王国と魔国連邦(テンペスト)の戦争がはじまりました。
といっても、ここではリムルは不在で幹部数人で対処することになり、あっけなく負けてしまいました。
その理由は、いくつかありますが、長くなりますので別記事で書かせていただきます。
この戦いで、シオンをはじめ多くの配下や住人が亡くなりました。
リムルがこの事態を知ったのは、イングラシア王国から帰ってきてすぐでした。
あまりの惨状とシオンの死を目の当たり、一時は呆然としていました。
しかし、冒険者のエレンが語った魔導王朝サリオンに伝わるお伽話(魔王ミリム誕生の物語)を聞いて決心します。
魔王覚醒と反魂の秘術
覚悟を決めたリムルは、幹部や協力者を集めてファルムス王国軍への反抗作戦を発表。
これは、自らが魔王となるための作戦でもあり、侵攻してくる本軍はリムルが単独で殲滅することになりました。
その代わりに、幹部たちには包囲して街を弱体化させる結界を展開している部隊の同時撃破を命じます。
この撃破対象には、シオンを死に追いやった異世界人も含まれており、そこにはハクロウやゲルドたち精鋭を送り込んで撃破させました。
ベニマルから全部隊の撃破完了の報告を受けたリムルは、ファルムス王国軍を見下しながら、殲滅スキルを展開します。
その名も神之怒。
これによって、半自動的にファルムス王国軍を殲滅してくれます。
そんな中で、リムルはエドマリス王や西方聖教会代表のレイヒムと対峙。
彼らの言い分に激怒しながらも聞いていると、大賢者に解析させていたユニークスキル心無者(ムジヒナルモノ)の解析が完了しました。
効果を聞いたリムルは、即座に発動。
すでに戦意を喪失していた将兵の魂を一気に摘み取りました。
その瞬間、リムルは急激な睡魔に襲われそのままスリープモード突入。
魔王への進化(ハーベストフェスティバル)が始まりました。
直前に、残党の拘束をするために上位悪魔召喚を行い原初の黒(ディアブロ)を呼び出しています。
スリープモードのリムルは、ランガに抱えられて街に帰還。
台座に置かれます。
それと同時に魔王への進化が本格的にスタート。
その結果、魔王へと進化した上に、大賢者がアルティメットスキル智彗之王(ラファエル)に進化しました。
ハーベストフェスティバルが完了すると、即座に系譜の魔物(配下たち)へギフトを送るため彼らもスリープモードに。
全員が寝たところで、リムルの身体を借りている智彗之王が、シオンたちの蘇生(反魂の秘術)を行います。
ディアブロの配下の悪魔を糧としながらも、どうにか蘇生に成功。
これが、シオンの蘇生物語です。
詳しくは、アニメを見るか原作をお読みください。
シオンの強さ
魔法
- 気闘法
エクストラスキル
- 天眼
- 魔力感知
- 多重結界
- 空間移動
- 覇気
- 完全記憶
ユニークスキル
- 料理人(サバクモノ)
耐性
- 状態異常無効
- 痛覚無効
- 自然影響耐性
- 物理精神攻撃耐性
- 聖魔攻撃耐性
おわりに
以上、不死身の第一秘書シオンの解説でした。
他にも、転スラ中心に情報発信していきますので応援よろしくお願いします。
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