転生したらスライムだった件(以下.転スラ)の舞台――ジュラ=テンペスト連邦国の目玉スポット。
それが地下迷宮。
冒険者たちの祖語と場であり、有事には鉄壁の要塞となるダンジョンには魔物が多く徘徊しており、ボスだっています。
その中でも10人のボスは『迷宮十傑』という称号が与えらる別格の存在。
この2点を中心に解説していきます。
アニメ4期以降の内容を含みますのでご注意ください。
迷宮十傑とは
迷宮十傑は、ダンジョンの目玉としてリムルやラミリスが考案したアイデアのひとつ。
ダンジョンの後半の裏ボス的存在として置かれたダンジョン幹部。
通常時には、実力を出し切ることなく冒険者の相手をしますが、戦時には自身や主人(魔王リムルや魔王ラミリス)の判断で実力を開放して戦います。
東の帝国の正規軍や西方聖教会の聖騎士相手でも圧勝できるほどの実力者揃いです。
迷宮十傑一覧
この章では、迷宮十傑のメンバーについて紹介します。
人数は11体ですが、それは新しく迷宮のボスになった人物と交代し、常に10体となっています。
8のドラゴンについては個々の特徴が薄いのでまとめて解説しますが、それ以外はコンビや単体で紹介します。
ベレッタ
初代迷宮十傑の筆頭であり地下迷宮を作ったラミリスの最側近。
一応は迷宮ボスも担当したりしていましたが、ほとんど到達できない階層だったので、普段はラミリスの雑務を担当していました。
第2秘書ディアブロを頂点とする黒の眷属のデーモンということもあってかなり強力な存在です。
ただ、東の帝国から亡命したガドラが迷宮に夕食したので、ベレッタは迷宮十傑を引退してラミリスの最側近の仕事に専念することになりました。
魔導王ガドラ
東の帝国で皇帝や元帥に次ぐ実力者。
異世界人を保護して育てて、帝国の戦力向上に貢献するなどしてその地位を得ていました。
しかし、大親友アダルマンが現存してした上に仇はすでに討ち取られていたことを知って、帝国への忠誠はなくなり、原初の悪魔が4体いることを知りテンペストに寝返り、ダンジョンに就職しました。
東の帝国戦では、以前の部下を調略したり帝国の精鋭軍を圧倒するなどしてテンペストの勝利に貢献し迷宮十傑入りを果たしました。
不死王アダルマン&死霊聖騎士アルベルト
元西方聖教会の枢機卿で七曜の老師の謀略で死亡し、その後クレイマンの重臣にされてしまいました。
クレイマンVSリムルの決戦時に、シュナに敗北し呪縛から解放されたことでリムルに仕えることに。
ダンジョンのオープンを前に、シュナの推薦で階層ボスに就任。
自身の側近アルベルトと共に迷宮十傑となりました。
帝国戦になるころには進化を進めて弱点を克服した存在に至り耐性が強化されていました。
また、アダルマンは覚醒魔王級へと進化しており、聖魔十二守護王のひとりになっています。
九頭獣クマラ
アダルマンと同じように、クレイマンの呪縛に苦しめられてきたクマラ。
クマラの場合、ランガが足止めしている間にリムルが呪縛を解き、ランガに預けられました。
テンペストに来てからは、ダンジョンボスをしながら学校に通っていました。
蟲皇帝ゼギオン&蟲女王アピト
ゼギオンとアピトは、ジュラの大森林で瀕死のところをリムルが助けて保護した存在。
最初は、アピトのハチミツをリムルに献上することで保護される契約でしたが、ミリムの襲来で自身の存在がバレた上に自身の無力感を感じたことで一念発起。
ダンジョンができてからは、ヴェルドラの愛弟子として徹底的に鍛えられてリムル急に最強の存在になったゼギオン。
ゼギオンほどではないにしても最強の女王となったアピト。
その秘密は、瀕死だったときにリムルの一部を使った上で大賢者シリーズによる改変があったから。
実力としては、天魔大戦でテンペストに侵攻してきたディーノたちに圧勝するほど。ディアブロにもハンデ付きで何とか勝利して得います。
地砕竜王&烈風竜王&氷雪竜王&火炎竜王
ダンジョンの気候や階層効果の変化のために、ミリムが連れてドラゴンたち。
ラスボス直前のボスモンスターであり、ラミリスのペットのような存在です。
戦時には、他の十傑のサポートをしたりします。
ただ、竜種ではなくドラゴンなので会話は特にありませんし、守護する海藻が深いことから登場回数はかなり少ないです。
まとめ
規格外のスポットであるダンジョンのボスは階層を問わずかなり強いです。なので、ほとんどの挑戦者は十傑手前のゴズールやメズールにすら到達できていません。
それでも、国防という点では欠かせない存在であるとには変わりありません。
天魔大戦後は、通常のボスとして人間でも戦える程度まで手加減することなるでしょう
果たして、天魔大戦後のダンジョンや転スラ世界はどうなるのでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
他にも天うら解説を射ていますので、よろしければ他の記事も読んでいってください。