転生したらスライムだった件（以下.転スラ）の世界で最強の存在とされるのは大きく4種の存在。
この中でも、トップクラスに強いのが世界に4体しかいない竜種。
主人公リムルの盟友ヴェルドラも暴風竜と呼ばれる竜種の1体であり、その他に魔王ギィや皇帝ルドラの傍にも竜種がいます。
この記事では、そんな竜種についてまとめてみました。
竜種とはどういう存在なのか。
4体の竜種とは。
新たに生まれた竜種とは。
この記事では以上のことを中心に、初心者でも分かるようにまとめていますので、原作を読み始めた方やアニメ勢、にわかファンの方も是非楽しんでください。
竜種とは
まずは竜種全体について。
竜種とは、星王竜ヴェルダナーヴァとその妹弟の竜のみをさします。
誰もが天災級（カタストロフ）に指定されるほとど最強種。
対処できるのは覚醒魔王の一部と勇者、それから竜種自身のみです。
竜種が本気になれば人類国家など簡単に滅んでしまうでしょう。
現実問題として、魔王ルミナスの旧領地をヴェルドラが滅ぼしています。
ただ、今は星王竜ヴェルダナーヴァは消滅しており、他の３体の竜種は皇帝や悪魔、魔王に従っていますのですぐに大戦争が起きるような事はありません。
また、竜種（とくに星王竜ヴェルダナーヴァ）は、人間や魔物の元を作った紙のような存在です。
竜種無くして転スラ世界は存在しないと言えるでしょう。
次の章では、竜種４体について紹介していきます。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
竜種４体
まずはその名前と別称を紹介します。
- 星王竜ヴェルダナーヴァ
- 白氷竜ヴェルザード
- 灼熱竜：ヴェルグリンド
- 暴風竜ヴェルドラ
では、各々の竜種について見ていきましょう。
星王竜ヴェルダナーヴァ
竜種４兄妹の長男にして万物の祖であるヴェルダナーヴァ。
原初の悪魔ギィを魔王として転スラ世界の脅威となるように依頼したり人類や魔物の祖先を創ったりと、転スラ世界を創った神竜。
ただ、人間の女性との間に子を作りその子に友達となる子竜を与えたことで、力の大半をその子供に与えてしまい、夫婦でなくなってしまいました。
その後、現在まで復活していません。
ちなみに、ヴェルダナーヴァの子供というのが魔王ミリムです。
白氷竜ヴェルザード
魔王ギィと行動を共にする竜種。
ギィの領地は、ヴェルザードの常時発動の能力が原因で人間が済めない状態になっており、ギィの眷属の悪魔のみが生んでいます。
水・時・空間属性を支配する竜種です。
原初の赤ギィとは何度も戦っていますが、勝つ事はできていません。
相違したことからギィに熱狂的な好意を持つようになり、行動を共にしています。
灼熱竜：ヴェルグリンド
東の帝国で元帥と呼ばれているヴェルグリンド。
皇帝ルドラの恋人でもあり、常に行動を共にしています。
リムルですらかなり苦戦するほどの強さで、その閣下としてラファエルがシエルに進化しています。
ただ、ルドラの為なら何でもする正確で、ルドラ消滅後は古今東西に飛んだルドラの因子を探す旅に出ています。
その中には、勇者マサユキのいたころの日本も含まれており二人は日本で会っています。
暴風竜ヴェルドラ
竜種の末っ子で、脳筋ヴェルドラ。
姉たちは、ギィやルドラと行動を共にして落ち着いていますが、ヴェルドラは魔王以上の脅威として国を滅ぼして回りました。
その中には、ルミナスが人間を使役した旧ルべリオスも含まれます。
ただ、こう暴れすぎると人類最強の戦士“勇者”が黙っていません。
討伐はされなかったものの、ジュラの大森林の洞窟に封印されてしまいました。
それをリムルが助けて転スラの物語が動き出します。
もうひとりの竜種リムル
ここからは、新たに竜種級の存在となったリムル=テンペストを見ていきます。
といっても、リムルについては他の記事で詳しくまとめていますので、ここではリムルが竜種となる過程を見ていきましょう。
竜種への進化
リムルが竜種となったのは、ヴェルグリンドがテンペストを強襲した時のことです。
この時、リムルとヴェルドラの魂の回廊が遮断されて敵対してしまいます。
それに怒ったリムルは、ヴェルドラとヴェルグリンドに対抗するために、智慧之王（ラファエル）に名付けを行い神智核のシエルへと進化させます。
そして以下の構図を作り上げました。
- シエルVSヴェルグリンド
- リムルVSヴェルドラ
シエルはラファエルと異なり、リムルから独立することができ強い。なので、ヴェルグリンドの足止めくらいはできます。
そのおかげで、リムルはヴェルドラに勝利。その核を捕食して魂の回廊を結んで今まで通りの体制に戻します。
それと同時に、シエルがヴェルドラを解析。これによって竜種への進化をはたして「竜魔粘性星神体（アルティメットスライム）」となります。
ただ、この進化には戦後にヴェルグリンドから突っ込まれることになります。
その後、穂なの竜種についても解析して竜種の因子をコンプリートしています。
リムルはヴェルダナーヴァの生まれ変わり？
リムルが竜種になった経緯は分かったと思いますので、最後に転スラ好きの間でささやかれるある仮説を紹介して得おきます。
それがリムル＝星王竜ヴェルダナーヴァ説。
個人的には反対派ではありますが、今回は竜種のまとめ記事であってリムル＝ヴェルダナーヴァ説を論ずる記事ではないので、根拠の紹介に留めておきます。
根拠は以下の通り
- ヴェルダナーヴァが日本で転生を繰り返していて三上悟に転生した説
- 原初の悪魔にすぐに好かれている（ディアブロが無条件に服従している）
- 圧倒的な強さ
- 世界を渡り歩くことができる
- 権能がそっくり
- 大賢者がヴェルダナーヴァの妻ルシア説
- カリスマ性の高さ
- 竜種へ進化できたから
- ルドラの生まれ変わりであるマサユキがルドラの記憶を失っているから
１については、ヴェルグリンドがマサユキのいた日本に行けたことから可能性があります。
２は、ディアブロがヴェルダナーヴァに敗北して服従していた過去があり、アニメ１期の最終回でリムルのことを“あのお方”と敬称で呼んでいることから考えられます。
３は、正直根拠としては弱いです。
ただ、ヴェルドラを従えてヴェルグリンドに勝てるほどの強さを持つんはヴェルダナーヴァくらいでしょからあり得ます。
４は、Web版でリムルが死の淵にいた三上佐藤に会いに行っていることから１番が本当だとしたらさらに真実味が出てきます。
５は、アルティメットスキルのいくつかがヴェルダナーヴァが持っていたスキルであり、ヴェルダナーヴァのみができた新たなアルティメットスキルの創造をしていたことからそう考えられます。
６に関しては、個人的にもかなり気になっています。
それというのも、スキルがしゃべるということはないと考えているから。
大賢者やラファエルだけがしゃべるのはすこしおかしいです。
また、魔王への進化の際に大賢者が自ら進化を申請しているのもルシアが持っていたスキルに自ら近付こうとしているからではないかと考えています。
７は飛ばして８について。
これは、ルドラなどが竜の因子を取り込んだ際に竜種に進化していないのにリムルだけが竜種に進化していることから根拠とされています。
９は、リムルがヴェルダナーヴァについてすらあまり知らなかったことから可能性はあります。
ただ、これだけの根拠があっても明言されていない以上、否定も肯定もできません。
なのでリムルがヴェルダナーヴァかもしれないという視点もあるんだな、という程度にとどめておきましょう。
まとめ
竜種は、天災級の4体であり、長男であるヴェルダナーヴァは復活しておらず、3体しか現存していません。
また、ヴェルダナーヴァは魔王ミリムの実父であり力の大半を渡したことで消滅したことや、その後リムルとして復活したかもしれないことなど、竜種の特徴や経歴をまとめてみました。
転スラ本編では、主人公視点で物語が進むのでヴェルドラ以外の竜種はあまり登場しませんが、東の帝国との戦い以降は他の竜種も登場するようになりました。
なので、転スラの基礎知識として覚えておいてくださいね。
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