大人気なろう系アニメ「転生したらスライムだった件」(以下、転スラ)でメインとなるキャラクターのひとりがベニマルです。
主人公リムルの側近として軍事を預かるベニマルですが、アニメ3期にしてついに恋が始まります。
お相手は、新たにリムルの傘下に入ったテングの次期族長モミジ。
ただ、ベニマルを狙っていた存在はもう一人いました。
それがユーラザニア三獣士のアルビス。
この記事では、ベニマルのモミジやアルビスとの恋愛事情をご紹介します。
ベニマルについて
ベニマルは、ジュラ・テンペスト連邦国の軍事責任者(侍大将)を務める大完備です。
リムルの秘密をいくつか知っているような側近中の側近。
ただ、恋愛には奥手で妹(シュナ)ですら手を焼くほどに女心に疎いです。
実力もホンモノで、謁見式の段階で元魔王カリオンに匹敵する戦闘力になっています。
ベニマルの解説記事はこちら
恋人2人のざっくりプルフィール
ベニマルのレイン合いについて語っていく前に、まずはアルビスとモミジもざっくりとしたプルフィールをまとめておきます。
アルビス
カリオンの側近の華夏では比較的常識人のですが、怒らせると怖い。
酒が好きで、テンペストに来たその日に独断で農作物の輸出を決定して見返りに酒を手に入れる策士。
モミジ
テング長老の力のほとんどを受け継いだお嬢様。
力の制御や交渉術ができておらず、ベニマルやハクロウと関わっていく内にまともになっていきました。
戦闘力は、初登場時点で魔王種級です。
2人とベニマルの出会い
2人のお嫁さん候補が誰だか分かったところで、今度はベニマルと2人の出会いを見ていきましょう。
ここからはアニメ放送済みのストーリーはアニメのネタバレ、それより先の話は書籍の内容のネタバレを含みます。ご注意ください。
アルビスとベニマルの出会い
まずは、アニメ2期でのアルビス初登場シーンから。
アルビスが登場数きっかけとなったのは、アルビスの同僚フォビオが中庸道化連と呼ばれる組織に唆されて起こったカリュブディス復活事件。
この事件を解決したリムルとアルビスの主君カリオンが同盟を締結し、国交が成立しました。
こうして派遣された中にアルビスがいました。
ただ、初登場時はベニマルがユーラザニアに出向いていてアルビスとの対面はありません。
初対面したのは、アニメ2期の後半――リムルの魔王覚醒後。
この時のユーラザニアは、クレイマンが送った魔王フレイとミリムによって首都尾が破壊されていました。
そうした中で首都周辺の避難民を率いてテンペスト入りしたのがアルビスとら三獣士。
この時に、ベニマルとアルビスが出会いました。
ここからは考察ですが、アルビスがベニマルを好きになったのは、ユーラザニアを守るための戦争の時。
副官としてベニマルについていましたが、その指揮能力や戦闘力などに惚れていたと思われます。
モミジとベニマルの出会い
そしてもうひとり。
モミジの初登場は、ベニマルらを使者としたジュラの大森林の諸種族への魔王誕生の報告と謁見式への招待。
テンペスト周辺とは良好だったし、それ以外の種族は力で従わせることができましたが、一部の種族はそう簡単にはいきませんでした。
そのひとつが、テングです。
テングは、隣接する魔王フレイ領とのいざこざがあり、魔王リムルの庇護を受けることには異存はそこまでありません。
そして、テングとの交渉に随行したのはなんとアルビス。
この時に、恋仇が相まみえることになったのです。
ちなみに、この画像の後姿はカエデです。
この交渉である事実が発覚します。
それは「ハクロウとカエデが付き合っていた事」と「モミジがハクロウとの子」であること。
幼いころから一緒にいたベニマルでさえ知らなかった事実に、一時は交渉どころではありませんでしたが、すぐに気を取り直して会談にのぞみます。
この時の交渉内容は、謁見式への参加と山脈の掘削工事や調査の許可。
細かい交渉内容は省きますが、結果的に遠方編度に耐えられないと思われるカエデの代わりにモミジが使節団を率いてテンペストに行くことになります。
この時、リムルへの親書の他にハクロウに向けた手紙も添えらていました。
そして、謁見式ではリムルの要求をすべて呑む代わりに結婚を嘆願することになります。
この時は、恋愛は各自の自由として回答を差し控えていました。
ベニマルの結魂
恋愛バトルに終止符が打たれたのは、東の帝国との本戦前。
幹部が魔王格に進化する“聖魔十二守護王誕生”の時です。
聖魔十二守護王についてはこちら
聖魔十二守護王の誕生時に、リムルから進化のための養分(人間の魂)を与えられるのですが、ベニマルは受け取りはしたものの進化を始めませんでした。
その理由は、魔王右へ進化すると“子供を作れない”から。
恋人2人と長い間ともにいて、ベニマルにもある種の覚悟ができていたようで、この時についに恋愛バトルに終止符が打たれることになります。
その結末は……
モミジ
ベニマル
アルビス
ベニマルが2人を正妻として娶ることになったのです。
星か食うにはモミジを第一夫人、アルビスを第二夫人として娶るというものでした。
これには、モミジの父ハクロウやベニマルの妹シュナらの後押しやリムルの口添えがありました。
ここで小話
テンペストでは、原則として一夫多妻は禁止ですが、未亡人が相手であれば例外的に認められることがありました。
そこで、アルビスが一度はフォビオと結婚して、フォビオが地下迷宮で死亡。こうして一度アルビスを未亡人とした上でベニマルと結婚することになりました。
そして、すぐさま子づくりを行い、妊娠が判明したところでベニマルは進化。
その後は、迷宮の安全地帯にモミジとアルビスは移住して出産を待つことになるのです。
まとめ
いかがでしたか?
簡単に読めるように、ストーリー解説などは大幅にカット会いSており、各キャラクターについての詳しい紹介もカットしています。
ただ、その分必要だろう情報はかけたと思います。
アニメ以降のネタバレが多くあり、先読みしたい人には良かったかもしれませんが、アニメをあまり見てない人には意味が分かりにくかったと思います。
そういった方は、私の別記事や他サイトの記事を読むか下記の書籍を読むのもいいかもしれません。
書籍紹介
アルビス初登場回(人魔交流編)
アルビス再登場回(八星輝翔編)
モミジ初登場回(領土掌握編)
結婚回(竜魔激突編)