転生したらスライムだった件(以下、転スラ)で最強の存在のひとつが、原初の悪魔です。
転スラ世界(基軸世界)が生まれる以前に誕生した悪魔であり、それ以降に生まれた悪魔とは別格の存在。
その中でも、東の帝国方面を活動領域としていたのが、原初の白テスタロッサです。
テスタロッサは、リムルが生まれる数年前には帝国内の小国で大事件を起こしており、他の原初とは冷戦を繰り広げていました。
この記事では、そんなテスタロッサについてまとめています。
テスタロッサのステータスから、東の帝国での大事件“紅に染まる湖畔事変”。そして、リムルに仕えてからの活躍もまとめていますので、アニメ勢も原作勢も楽しめるようになっていると思います、
テスタロッサとは
テスタロッサとは、基軸世界にヴェルダナーヴァがいたころからいる最古の悪魔のひとり。
戦闘力ではディアブロの劣るものの、総合力でいえばディアブロの脅威でした。
テスタロッサが主に訪れていたのは、紅に染まる湖畔事変の現場ともなった帝国に属する小国。
そして、そこで起こした事変が帝国を震撼させて、恐怖を植え受けました。
紅に染まる湖畔事変
テスタロッサの恐ろしさが分かるエピソードとして『紅に染まる湖畔事変』というものがあります。
ただ、この話を全てしてしまうとそれだけで記事にできてしまうほど長いので、ここでは概要のみお話します。
気になる方は、紅に染まる湖畔事変が収録されている公式設定資料集13.5巻をお読みください。
シルべリア王国
舞台となったのは、テスタロッサが作り出した国。
東の帝国の属国として存続していますが、目立った産業などはない落ち着いた国です。
そこの王家とテスタロッサは契約を結んで守護していました。
その内容は、テスタロッサが受肉するにふさわしい人間が生まれるまで守護するというもの。
そして、ついにそん時が訪れます。
ブランシェ王女とテスタロッサの出会い
その人間が、国王の一人娘で王国の秘宝とも呼ばれるブランシェ。
どうして彼女が選ばれたのか。それはおそらく、テスタロッサと似た美しい容姿だったからだと思われます。
ただ、寵愛を受けていた第二王妃がブランシェを冷遇。
ブランシェ派の者は解雇され、母親を亡くしたころには完全に孤立していました。
そのタイミングで、テスタロッサ(この時はブラン)が現れて「願いを一つだけかなえてあげる」と告げます。
この時、その代償してブランシェの肉体がテスタロッサの物になることなども告げています。
それらを聞いたうえで、ブランシェはテスタロッサに願いを言います。
「お友達になってほしい」と。
その願いを聞き届けたテスタロッサは、ブランシェに憑依する形で交友関係をスタートします。
ブランシェとジーニアス
ブランシェが15歳になるころには、テスタロッサの助けもあって王国内で比較的楽しく暮らせるようになっていました。
そんな時、異国人ジーニアスという男と親しくなります。
しかし、ジーニアスはブランシェが原初の白の依り代に選ばれていることを知っており、秘密裏に自国で処分しようと企てていました。
しかし、それは配下の調べでテスタロッサはすぐに把握しています。
すぐにテスタロッサはブランシェにジーニアスの危険性を問いますが、恋人を信じていたブランシェは聞き入れませんでした。
そして、ついにその時が……
紅に染まる湖畔事変当日
しばらくして、ジーニアスの企てで王国中が自分を裏切っていたことを知ったブランシェは絶望。
そして、あまりの銭司棒のあまりテスタロッサの制止も聞かずに肉体を捨てて消えてしまいます。
そのことに対して、肉体を手に入れた喜び以上に自分の無力さを嘆き悲しみました。
その怒りからか、テスタロッサはジーニアス一派だけではなくブランシェを裏切った王国中を皆殺し。
その人々によって街路だけでなく湖畔も紅に染まったことから“紅に染まる湖畔事変”と呼ばれるようになります。
一部のブランシェ派の者に対しては、苦痛がないように配慮してブランシェと共になれるように魂を介抱しました。
事変後のテスタロッサ
王国の始末を終えたテスタロッサは、ブランシェの肉体を封印して魂を介抱します。
一般的な上位の悪魔であれば、魂を食らい肉体を乗っ取るものですが、親友ブランシェに対して丁重に扱い、基軸世界から去ることになります。
原初の三人娘

テスタロッサの強さと非情さが分かったところで、ここからは比較的楽しいお話。
まずは、ディアブロにスカウトされてリムルの配下となる“原初の三人娘”の中のテスタロッサを見ていきましょう。
ちなみに、原初の三人娘とはかの3人です。
- 原初の白(ブラン):テスタロッサ
- 原初の紫(ヴィオレ):ウルティマ
- 原初の黄(ジョーヌ):カレラ
この3人は、決して仲が良いわけではないものの、険悪というほどでもありません。
ただ、こうした状況を利用してテスタロッサの行動に制限を掛けたのが、何を隠そうディアブロだったのです。
原因は、原初としての格(誕生タイミング)がテスタロッサの方が上(先)だったから。それに加えてディアブロと同等かそれ以上に頭が切れるところを警戒してのことだと考えられています。
だからこそ、アニメ3期では魔王ギィと共にテスタロッサ(この時はブラン)の名前をあげていたのです。
そのため、ディアブロはテスタロッサと争っていた2人の悪魔を含めて争いが長期化するようにルールを設けました。
そのルールが「誰が先に最高の肉体に受肉できるか」
このルールは、必然的に基軸世界での争いとなり、3人の悪魔が戦うことになれば、魔王が守っていたとして崩壊してしまいます。
なので、基軸世界に配下や眷属を派遣しての代理戦争をすることになりました。
その争いについて詳しく書かれていませんが、ヴィオレの配下の暴走はオリジナルアニメ「コリウスの夢」や劇場版「紅蓮の絆編」で書かれていますので是非ご覧ください。
リムル配下のテスタロッサ
ブラン時代のテスタロッサはこれくらいにして、ここからはリムルに仕える前後のお話をしていきます。
テスタロッサたちの初登場は書籍11巻です
リムルへの臣従
リムルに仕えることになった理由としては、ディアブロが担当していた雑務を押し付ける相手として選ばれたのがきっかけ。
ディアブロに選ばれた三人娘は、ディアブロの顔を立てるためにも一度リンるに会うことにしました。
ディアブロには「リムルがつまらない奴なら殺す」と伝えていましたが、リムルの強さを目の当たりにした三人娘は、即座に忠誠を誓うことになります。
外交武官に就任
リムルに仕えることになったテスタロッサは、その頭脳と比較的優しい性格を買われて外交を担当。
まずは、テンペストの影響下に入った西方諸国評議会へ外交武官として派遣されました。
そこでは、魔王ギィやロッゾ一族の陰謀から守ったことで評議会を支配に成功しました。
その後、東の帝国との和平交渉の司会役をして、帝国に赴いたりもしています。
黒色軍団のひとり
平時は外交官として働いているテスタロッサですが、戦時になれば悪魔で構成された精鋭部隊“黒色軍団”のひとりとして戦います。
各方面軍の補佐役のような立ち位置ですが、そこでも宣戦布告や降伏勧告など外交官らしいこともしています。
ただ、原初の悪魔だけあって戦争となったら容赦なく魂を奪います。
帝国軍であれば簡単に勝てえますし、魔王ルミナスの師匠トワイライトにも勝利できるほどの実力を持っています。
テスタロッサの眷属・配下
最後に、白の眷属(テスタロッサの配下)の内で側近を2人紹介します。
それが、少年の姿をしたモスと執事のようなシエン。
彼らは、オリジナルアニメ「コリウスの夢」に登場しているのですが、その役割などは不明でした。
そこで、書籍版の内容を基にどんな仕事をしているのかをご紹介します。
モス
テスタロッサの雑事を任される公爵級の大悪魔モス。
格も実力も原初に次ぐもので、ここ数万年は敗北したことがなかったらしいです。
そして、モスは分身体を複数運用することが可能で、ソウエイ以上の諜報活動ができています。
なので、テスタロッサ付きの諜報員がモスでリムルちょくじょくの諜報員がソウエイといった役割分担となっています。
シエン
テスタロッサの副官を務めるシエン。
比較的新参の男爵級悪魔ですが、すでに何度も転生を繰り返しています。
事務能力に長けておりテスタロッサの秘書のような役割を果たしています。
テスタロッサが評議会に出有れない時には代理で出席できるほど、頭脳や策略に長けているようです。
まとめ
前半では、恐ろしい一面を紹介しましたが、リムル配下になってからはリムルに従順になって外交武官として恥ずかしくないような仕事をこなしています。
戦争の際には容赦ないですが、平常時には暴れたりはしていません。
グランベルとの決戦の前には登場していますので、おそらくアニメ4期で正式にレギュラー出演すると思いますので、それまで気長に待ちましょう。
最後まで読んでくれとぁりがとうございました。
よろしければ、っぜひ他の記事も読んでいってください。