転生したらスライムだった件(以下.転スラ)の愛らしいペットと言えば元牙狼族のランガ。
物語初期に敵として登場しながら、すぐに主人公リムルの側近兼ペットとしての立ち位置を確立。
テンペストの組織図には入っていませんが、戦時にはリムルやゴブタの相棒として奮戦。
平時にも移動手段やマスコットとして大活躍しています。
この記事では、そんなランガについてまとめました。
プロフィール

- 名前:ランガ
- 声優:小林親弘
- 種族:牙狼族➡嵐牙狼族➡黒嵐星狼
- 出身:東の平原➡ジュラの大森林➡ジュラ・テンペスト連邦国
- 称号:リムルのペット
ランガの強さ
- 死を呼ぶ風
- 黒き稲妻
- 破滅の嵐
- 魔力感知
- 多重結界
- 空間移動
- 思念伝達
- 魔狼王
- 超嗅覚
- 物理攻耐性
- 自然影響耐性
- 状態異常耐性
- 精神攻撃耐性
- 聖魔攻撃耐性
敵対からリムルのペットへの転身
ランガを語る上で外せないのは、リムルの配下になるまでのエピソードです。
なんでそのエピソードを選んだのか。
それは、ランガが属する牙狼族が、元々リムルの敵として登場したからです。
他にも敵として登場していながら配下になったキャラクターはいます。
- ゲルド(オークディザスターとの戦闘後に配下となる)
- ベニマルら大鬼族(勘違いから敵対するも和解して配下になる)
しかし、ランガは彼らよりも早いどころか、外の世界に出てきて2種目の魔物でした。
だからこそ、比較的すんなりと受け入れられたのだと思います。
長々と話しましたが、さっそく解説していきましょう。
ジュラの大森林の覇者を目指す牙狼族

牙狼族は元々、東の帝国に近い東の平原と呼ばれるところに住んでいました。
しかし、強力な軍事力を持つ帝国に阻まれて、勢力拡大ができません。
そんな時に起きたのが、暴風竜ヴェルドラの消滅です。
それによって、ヴェルドラの魔素で守られていたジュラの大森林への侵入が容易になってしまいました。
東への勢力拡大ができない今、西に向かう当然の流れでしょう。
ゆくゆくは、その先にあるとされる魔物たちの落編を目指すことになりますが、そのためにも、まずはジュラの大森林で勢力話拡大しようと動いていきます。
その最初のターゲットとなったのが、弱小魔物の代表格であるゴブリンでした。
牙狼族とゴブリン。
結果は始まる前から決まっていました。
勇猛なゴブリンの戦士が討たれ、後は滅びを待つばかり。そんな時に現れたのが最強のスライムだったのです。
リムルVS牙狼族、そして……
牙狼族としては、相手の強者がいなくなった今、後は集落ごとゴブリンを滅ぼすだけだったのですが、そこに立ちはだかったのが外に出たてのリムルでした。
牙狼族は、リムルがいるゴブリンの集落に向けて力攻めを行いますが、罠にハマってことごとく討ち取られます。
それを目の当たりにした牙狼族のボスは、果敢に単騎で突撃。
罠を掻い潜りますが、最後は糸に捕まり討たれてしまいました。
離れたところで一連の戦闘を見ていたボスの息子(ランガ)は、大人しくリムルに屈服。配下になったのです。
おわりに
転スラの初代もふもふ担当のランガ。
リムルがジュラの大森林の盟主となるころには、ゴブタやシオンの相棒として戦うことが増え、開国祭の段階でゴブタとの合体が可能になっています。
戦うと強い上にもふもふかわいいランガをこれからのもよろしくお願いします。