小説家になろう発の大人気作品転生したらスライムだった件(以下、転スラ)は、様々な集団が登場します。
- 自由組合
- テンプルナイツ
- ペガサスナイツ
- 八星魔王
- 中庸道化連
その中で、今回紹介するのは“中庸道化連”です。
彼らは、主人公リムルの敵として多く登場していますが、どうしてそんなことをするのかやメンバーについて深くは知らないと思います。
そこで、アニメ勢や転スラを深く知らない方に向けて解説していきます。
中庸道化連とは
中庸道化連は、魔王レオンが登場するまで十大魔王のひとりだったカザリームのよって創設された、西側諸国の裏で活動する組織です。
カザリームが魔王レオンに敗北してからは、活動が縮小していましたが、クレイマンとユウキの間での話でユウキがボスになってからは、ユウキの手足となって動くようになりました。
中庸道化連のメンバー
さて、ここからは中庸道化連の幹部たちをご紹介!
ボス:ユウキ・カグラザカ「CV花江夏樹」
- 種族:人間
- 称号:自由組合総帥
会長:魔王カザリーム(カガリ)「CV石川由依」
- 種族:ホムンクルス
- 称号:元魔王・呪術王(カースロード)
副会長:ラプラス「CV中井和哉」
- 種族:魔人
- 称号:享楽の道化(ワンダーピエロ)
- サリオンの天帝エルメシアの実父
魔王クレイマン「CV子安武人」
- 種族:デスマン
- 出身:ジスターヴ
- 称号:人形傀儡師(マリオネットマスター)・喜狂の道化(クレイジーピエロ)
テッア「CV本渡 楓」
- 種族:魔人
- 称号:涙目の道化(ティアドロップ)
フットマン「CV川田伸司」
- 種族:魔人
- 称号:怒こった道化(アングリーピエロ)
中庸道化連VSリムルの歴史
中庸道化連と言えば、っリムルの邪魔をすることで有名ですがどんなことをしてきたのか。
ここでは、アニメ1期と2期で中庸道化連やクレイマンが関与した事件を紹介します。
アニメ3期以降ではロッゾ一族との合同で動きますし、その後は東の帝国に移るので、中庸道化連単体での事件は以下の4つです。
魔王ゲルド事件(オークロード事件)
オークロード事件では、クレイマンに雇われたゲルミュッドが主に動いて魔王になりえる魔物をスカウトして、魔王に進化するためのおぜん立てをする事件。
初代リグル(二代目リグルの兄)やガビルもそのひとりでした。
そして、ゲルミュッドの言うことを聞いていたのがオークロードのゲルドでした。
ゲルドは、配下のオークを従えてジュラの大森林を侵攻。
途中のオーガの里を攻め滅ぼして湿地帯に向かいます。
この時に、ティアとフットマンがオーガの里攻めに参加しています。
しかし、湿地帯でリムルたちに敗北して魔王ゲルドは捕食されました。
カリュブディスの復活
続いては、魔王ミリムの来襲時に起きたカリュブディスの復活です。
個人的には、クレイマンがミリムをテンペストに送ったと思われますが、ここではミリム自身が勝手にいたこととして話を進めます。
周辺の魔王の動向を調査していたティアが、カリュブディス復活の兆候を察知。それをクレイマンに報告して作戦決行の許可を受けます。
それと同じころ、魔王カリオンによって派遣されたフォビオ使節団がリムルとの会見を終えて帰ろうとしていました。
そこに目を付けたティアとフットマンが、フォビオを依り代としてカリュブディスを復活させます。
しかし、これもリムルや魔王ミリムの活躍で討伐されました。
ヒナタとの戦い&ファルムス王国の侵攻
ここからはアニメ3期に入ります。
リムルが外遊や先生業のために各国を歴訪して頃に、東の商人と名乗る男から情報を得たヒナタがリムル討伐に動きました。
これは、ユウキの仲間のダムラダがヒナタを動かすために流した情報です。
また、ダムラダと思われる商人はファルムス王国にテンペストの脅威を説き、早い段階での征伐を勧めます。
そうして、リムルとヒナタが戦っているときに、二重結界を展開した上でファルムス王国の先鋒隊がテンペストを強襲。それによって、ハクロウとゴブタらは重症。シオンはなくなってしまいました。
それに怒ったリムルは、即刻反撃を開始。
包囲している軍勢は幹部たちに任せて、リムルは本隊をほぼ全滅させてしまいました。
中庸道化連(特にクレイマン)の狙いは、同士討ちをさせて魂を得ること。そうすれば、真なる魔王へ進化できるから。
しかし、その目論見は失敗して、リムルが真なる魔王に進化しました。
クレイマン決戦
最後の戦いとなったのが、クレイマンとの直接対決です。
ファルムス王国の侵攻と同時期に、クレイマンが洗脳したミリムと魔王フレイが獣王国ユーラザニアを強襲。首都を破壊した上で、魔王カリオンを拉致してしまいます。
その後は、くらいマンガ軍勢を派遣してユーラザニア民の全滅を企てます。
そこに立ちはだかったのが、ユーラザニア三獣士の要請で派遣されたテンペストの援軍。
それと同時に、クレイマンが招集したワルプルギスにはリムルが出向き決戦に臨みます。
結果は、クレイマン幹部は捕縛または討ち取り多くを捕虜とする大勝利。クレイマンはリムルに討ち取られました。
まとめ
中庸道化連は、リムルに対抗してできた組織ではなくて、カザリームが魔王だった時代に作って組織であり、ユウキがボスになってからジュラの大森林や西方諸国を荒らすようになっていました。
でも、最終的には残党がリムルを頼ってテンペスト入りするという和解となりました。
今後も、転スラをはじめとするアニメ情報を発信していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。