小説家になろう発のラノベの中で異彩を放つ後宮ミステリー「薬屋のひとりごと」
なろう系と聞くと西洋風の世界のファンタジーが目立ちますが、薬屋のひとりごとは中国の帝国時代を舞台のミステリーラブコメ。
私が知る限り、最近の後宮作品ブームの元祖がこの「薬屋のひとりごと」だと思います。
中華世界ブームは、当然ながらキングダムでしょう。
当ブログでも、数々の薬屋のひとりごと関連の記事をいくつか書いています。
そんなときに気付いちゃいました。
これまでに紹介した薬屋のひとりごとのキャラクター
- マオマオ
- 壬氏
- 玉葉妃
- 楼蘭妃
- 翠苓
- 羅漢
これまでに紹介してきたのが、全員後宮関係者のみであることに。
確かに、メインとなる舞台が皇帝所有の女の園「後宮」なのだから、その関係者を多く紹介してしまうのは仕方がない事だと思います。
しかし、薬屋のひとりごとには忘れてはいけない場所がもうひとつ。
それが、都にある「花街」です。
後宮が皇帝や皇室の方々のための場所であり、花街は役人や庶民のための場所なのです。
なぜ今回、花街を取り上げたのか。
それは、花街が主人公であるマオマオに大きく関わっているからです。
この辺は、マオマオん解説記事で紹介していますが、この記事でも改めて紹介します。
それではさっそく見ていきましょう。
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花街とは
まず、そもそもの話として「花街」とは何なんかについてお話しておきましょう。
花街と聞くと難しですが、日本でいうところの「遊郭」です。
遊郭とは何かは、鬼滅の刃遊郭編を見ればなんとなく分かります。
鬼は出ませんが、登場する人物はかなりリアルで分かりやすかったので、例に取り上げました。
花街や遊郭は、政府公認の風俗街であり、現代の歌舞伎町がもっと過激になって自治を得た街みたいなところです。
なので、政府(ここでは朝廷や皇帝権力など)であっても容易には手が出せない地域のひとつです。
政府が感知しにくいということは、治安があまりよろしくないです。
その証拠に、新人の妓女などはこぜにめあてのひとさらいにうりとばさrrたりします。
主人公マオマオも、後宮に入った経緯が人さらいに後宮に売られたというものですから、治安が悪いのは分かりますね。
そんな花街で屈指の人気を誇る高級店が「緑青館」です。
続いては緑青館とそこに勤める3人の妓女を見ていきましょう。
緑青館とマオマオ
ここからが本題です。
花街の中で、薬屋のひとりごとの部隊となるのが高級妓楼「緑青館」
マオマオは、生まれてからしばらくはこの緑青館で育てられました。
養父の羅門に引き取られてからも、ちょくちょく緑青館で働いています。
では、ちょっとマオマオと緑青館の関係について紹介していきましょう。
緑青館とマオマオ
前述したように、マオマオは緑青館で生まれ育ちました。
それもそのはず。
マオマオの母親は緑青館のトップ妓女だった鳳仙なのです。
そして、マオマオの実父は鳳仙の一番のなじみ客だった軍師の羅漢。
アニメではそこそこ高い地位にいる羅漢の娘なのに、なぜマオマオは花街の緑青館にいたのか。
それには、先帝の皇后と阿多妃のダブル出産事件が関わっています。
ダブル出産事件と羅漢&羅門の失脚
先帝の皇后と現帝の妃阿多妃が同日に出産することになる。
医官(羅門)が皇后の出産に立ち会ったことで阿多妃の出産が後回しになる。
そのせいで阿多妃の子が亡くなった(ことになっているけど本当は皇后の子)
その責任を取り、羅門が後宮追放tなり、仲が良かった羅漢は地方餌選されました。
マオマオが生まれたのは、この事件の後でした。
そのため、鳳仙の出産に立ち会えなかっただけでなく、身体を酷使して梅毒に罹った鳳仙を助けることができませんでした。
おそらく、そのことが原因でマオマオが羅漢を嫌っているのだと思われます。
緑青館の人々
この章では緑青館の内部を見ていきましょう。
まずは経営者の「やり手婆」
銭ゲバかと思われがちですが、鳳仙&羅漢によって経営危機まで落ちた緑青館ブランドを最高に戻した敏腕経営者です。
そして、緑青館が誇る看板娘が「三姫」と呼ばれる高級妓女です。
マオマオにとっては、姉的な存在で、何かと世話を焼いてくれます。
詳しくは、後ほど紹介居ます。
このほかにも下級や中堅の妓女がいますし、鳳仙のように病気に侵されて客が取れない妓女も在籍しています。
その他に、妓女を補佐する禿など、客を取らない従業員もおり、かなりの大所帯です。
しかし、三姫をはじめとした妓女が大金を稼いでくれてやり手婆が経営しているので、緑青館は高級妓楼として維持できているのかもしれません。
緑青館の三姫
ここからは、3人の後宮妓女――三姫についての紹介です。
マオマオの母(鳳仙)は、彼女たちと同等かそれ以上の人気妓女でしたが、今では亡き者として見られていたりします。
彼女たちを呼ぶためには、かなりの金額を出す必要があり、例え話
その1:白鈴(パイリン)
画像でも分かるように、武官の李白が恋している妓女。
「芸は売っても身は売らないという」高級妓女の常識と異なり、白鈴は負けなしの夜伽スキルを持っている。
作中イチのたわわの持ち主。
その2:女華(ジョカ)
かなりの才女で、女華との会話に付いていけるほどの能力があれば、公務員試験である科挙にも合格できると言われるほど頭がいい。
ただ、男嫌いな節がある。
あと、三姫で最年少
その3:梅梅(メイメイ)
マオマオの母(鳳仙)の禿をしていたことから、三姫の中でも特にマオマオの母親代わりをしている。
鳳仙の教えなのか、高級妓女らしく「芸は売っても身は売らない」を徹底して碁や将棋などで客を楽しませている。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事は、どちらかというとまとめ記事的に書いたものなので、解説が不十分だと思います。
アニメを楽しむためだけならば、この記事で十分かと思いますが個々のキャラクターなどについても際しくなりたい方には物足りないかもしれません。
そういった方は、ぜひアニメやマンガ、原作小説を見てください。
今後も、なろう系をはじめとしたアニメやライトノベルの情報を発信していく予定ですのでよろしければ他の記事も読んでください。