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【薬屋のひとりごと】玉葉妃とは?上級妃バトルの勝者にしてマオマオの主人を解説

薬屋のひとりごと
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 薬屋のひとりごとは、中華王朝風の世界を舞台にした後宮ファンタジーです。
 そこに君臨するのが、皇帝の妃たち。中でも最上級の5人の妃『上級妃』は、空席の皇后の座を狙い熾烈な冷戦を繰り広げています。

上級妃
  • 貴妃:玉葉妃
  • 徳妃:里樹妃
  • 賢妃:梨花妃
  • 淑妃:阿多妃
  • 淑妃:楼蘭妃

 この冷戦に勝利したのが、上級妃筆頭の貴妃玉葉妃です。

 玉葉妃と言えば、主人公マオマオが毒見役として初めて仕えた主人で、その繋がりから壬氏とも仲良くなった優しい妃。
 側近の女官(侍女)が極端に少ないことでも有名です。

 この記事では、玉葉妃についての色々をまとめています。

玉葉妃は、皇后になった際に玉葉后と呼ばれるようになりますが、この記事では分かりやすいように玉葉妃で統一します。

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基本情報

薬屋のひとりごと玉葉妃
引用:薬屋のひとりごと公式サイト
  • 声優:種崎敦美
  • 住居:翡翠宮
  • 年齢:19歳
  • 正式な呼び名:楊貴妃

玉葉妃の出自

 まずは、玉葉妃の出自。

 中級妃以上の妃は、容姿や教養だけでなく実家の家格も重要視されます。上級妃ともなれば、全員が有数の名家出身です。
 玉葉妃も例外ではなく、名持の一族「玉一族」出身です。

 西都の役人に過ぎなかった父(玉袁)が、戌の一族が滅んだことで西都を治める長官になり、玉一族と呼ばれるようになります。
 玉一族は、商人出身で各地の才ある女性を妻にして一族を繁栄させていました。

 そうしたことから、玉一族は良くも悪くも秀才揃い。
 玉袁の六女だった玉葉妃も知性や容姿に恵まれて皇帝の寵姫に前なったのです。

幼少期の玉葉妃

 まずは、皇帝の妃になる以前の子供時代を見てみましょう。

 前述したように、父親は地方の高官で母は妾の踊り子。
 お世辞にも裕福な生まれではありません。

 それに兄弟は6人いて姉妹は11人もいます。しかも、玉葉妃は末っ子。
 とてもでじゃないけど、家の中での序列すらも上げることは絶望的でした。

 そんな残念な玉葉妃は、洞察力が優れていてそれに目を付けた父の玉袁によって英才教育が為されて後宮に送られます。

玉袁が玉葉妃の能力に気付いたキッカケ

 玉葉妃は、20歳ほど年が離れた民族嫌いの兄(玉鶯)にいじめられていました。
 しかし、そういったいじめには屈せずに笑顔で過ごしていました。

 その理由が、いじめっこの相手をしても無駄だと悟っているからだと知った玉袁が玉葉妃の能力に気付いたのです。

 その後、壬氏の推薦で上級妃となり現在に至ります。

マオマオが仕える玉葉妃

薬屋のひとりごとの玉葉妃
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」

  この章では、アニメ第1クール(マオマオが仕えていた頃)の玉葉妃を振り返ります。

 アニメを全部見ている人なら分かる内容になっていますので、アニメの復習だと思ってお読みください。
 必要ない方は、次の章をお読みください。

マオマオとの出会い

 マオマオとお玉葉妃が出会ったのは、玉葉妃に対して毒殺未遂が立て続けに起こったからです。

玉葉妃の毒殺未遂とマオマオはどうつながってるの?

 詳しく言うと、毒殺未遂事件が直接マオマオを雇うキッカケになったわけではありません。

 玉葉妃が猫猫の能力を知ったのは、上級妃(梨花妃)とその子、そして玉葉妃の娘(鈴麗)が体調を崩した事件です。

 この事件では、後宮の医官(ヤブ医者)でさえも原因が分からな館たのですが、それをマオマオが匿名で助言を出したことで解決しました。

 それがマオマオだと知った玉葉妃と壬氏が、翡翠宮の毒見役に抜擢しました。

 その当時、玉葉妃の食事に毒が盛られる事件が多発しており、そのせいで毒見役3名が辞職する事態になっていました。
 こうしてマオマオが出世して玉葉妃は毒見役を手に入れたんです。

毒見役マオマオ

マオマオ
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」

 毒見役となったマオマオは、壬氏や玉葉妃の依頼で各地に派遣されるのですが、その過程でマオマオが梨花妃や壬氏に好かれていることを知った玉葉妃は、その様子を楽しみながら見ていました。

 時には、自覚がない壬氏や壬氏に興味がないそぶりを見せるマオマオをからかったりもしています。

 さすがに、やりすぎた時には止めたりしますが、基本的にはからかって遊びます。

 それと同時に、玉葉妃は最強の毒見役を手に入れて安全となったので、頻繁に上級妃を招いてお茶会を催します。
 これは、地方長官・商人の娘としてプラス後宮の寵妃としての仕事。情報交換の為です。

 お茶会で得た情報は、伝書鳩で実家に送られました。

 そんな日々を過ごしていてついにこの日が訪れます。

クビになるマオマオ

羅門とマオマオ
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」

 この日、マオマオは阿多妃のもとに派遣されて、その侍女頭の指導を受けていました。

 そうした中で、侍女頭らによる重大事件が発覚してしまいます。

 連座制を取っているこの国では、関係者だけではなくその親戚も処罰の対象になってしまいます。

 この事件では、マオマオのオヤジ(羅門)も関与しており、マオマオも連座で処分の対象になりました。
 しかし、玉葉妃と壬氏の力があればマオマオにルイが及ばないようにできるのですが、ここでマオマオと壬氏のすれ違いが起きてしまいます。

 その結果、マオマオは後宮を解雇されて花街に帰ってしまいました。

 これが、アニメ第1クールのお話です。
 かなり割愛しましたが、あくまでも玉葉妃メインの話なので、登場がそこまで多くない玉葉妃についてはこのくらいです。

 園遊会でのことも書こうとしましたが、これも目立ったシーンとかはあまりなかったので割愛しました。

皇后:玉葉妃

壬氏
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」

 クビになったマオマオについては、マオマオか壬氏の紹介記事で解説しますが、ひらたく言うとマオマオ大好きな壬氏がマオマオを身受けして外廷で務めることになりました。

 クビ以来初めてマオマオと玉葉妃(他の上級妃も含む)の顔合わせは、玉葉妃と梨花妃の希望で講師をさせられた妃講座でした。

 この辺は、アニメ第2クールですでに放送済みなので、そちらをチェックしてください。

 そこから再び翡翠宮にマオマオを呼ぶきっかけとなったのが、皇子の妊娠です。

 以前にっも言いましたが、玉葉妃は何度も暗殺されかけていました。
 その時の犯人は捕まっておらず、妊娠を知った犯人によって暗殺されかねないので毒見役を用意することになったのです。(本音はマオマオと遊びたいのかも)

 翡翠宮勤めになったマオマオによってお腹の子が逆子だと知った玉葉妃は、マオマオの提案で彼女の養父で後宮を追放されていた天才医官の羅門を呼ぶことになります。

 これには、侍女頭たちが反対しましたが、持ち前の洞察力やマオマオを信じていることから一歩も引かずに壬氏へ相談することになりました。

 その結果、玉葉妃は見事に皇子を出産。
 同時期に梨花妃も皇子を出産しましたが、反乱の恐れがある西都とのつながりを重視した政府が玉葉妃を皇后にしました。

 ただ、異民族の血を引く玉葉妃とその子を快く思わない者もいて今後どうなるのか不透明です。

まとめ

 皇帝の寵妃で皇后に上り詰めた玉葉妃は、実は異民族の血を引く低い身分の出身ということに驚いた方もいるかと思いますが、現実世界の中国史でも異民族が国のトップになった過去があります。

 例えばフビライハン(モンゴル人)清の皇帝(満州人・女真族)などです。
 なので、おかしなことではありません。

 また、玉葉妃のモデルと思われる楊貴妃がいた唐に時代は、比較的男女の差が小さく、この時代には武則天という女帝あいるほど女性の力が強かった時代なので、そういったことからも「薬屋のひとりごと」の世界でも異民族だからと言って差別されることは多少あっても地位には影響が少なかったん尾ではないでしょうか。

 以上で貴妃玉葉妃の紹介を終わります。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

著者情報
私が書きました

中学生のころからのアニメオタクの僕が、アニメをあまり見ない人からアニメ好きにも楽しんでもら和えるブログを作りました。

ブログの内容
〇ファンタジーアニメが中心
〇著者のおすすめや新作アニメを紹介
〇複雑なアニメの解説

著者プロフィール
〇生年月日:2000年4月15日
〇出身地:神奈川県横浜市
〇視聴したアニメ数:100作品以上

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