大人気なろう系ファンタジー転生したらスライムだった件(以下、転スラ)は2023年で誕生10周年を迎え、その記念行事がいくつか行われました。
そのひとつが劇場版第1弾となる“紅蓮の絆編”の公開です。
2024年9月末にはアニメ3期の終了とともにアニメ4期と劇場版第2弾の制作が決定しましたが、最近転スラを見始めた方には劇場版第1弾の紅蓮の絆編を知らない方がいるのでは?
そこで今回は、紅蓮の絆編についてネタバレに気を付けながら解説していきます。
転スラとは
まずは、そもそも転スラについて知らない人に向けて転スラについてご紹介。
転スラとは、2013年に伏瀬氏によって連載が開始された小説家になろう発のライトノベルです。
スライムに転生した主人公リムルが仲間の魔物たちと共に理想の国づくりを進めていく物語です。
2024年現在は、なろう系だけではなくすべてのラノベの中でもトップの売り上げを誇っています。
紅蓮の絆編の基本情報
まずここで、それほど重要ではないスタッフや公開日といった基本情報をまとめてからストーリーなどを見ていくことにしましょう
公開日 | 2022年11月25日 |
配給 | バンダイナムコフィルムワークス |
放映時間 | 108分 |
公式サイト | 【公式】「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」 (ten-sura.com) |
スタッフ | |
監督 | 菊地 康仁 |
脚本 | 筆安 一幸 |
キャラクターデザイン | 江畑 諒真 |
総作画監督 | 岸田 隆宏 |
アニメ制作 | エイトビット |
ストーリー
物語は、アニメ2期の終了後から始まります。
ワルプルギスから帰ったリムルたちのもとに、ラージャ小亜国からの来客が。
その来客というのが、オーガの里でべになるたちと過ごした兄貴分ヒイロだったのです。
ヒイロがテンペストに来た理由。
それは、ヒイロの主トワが危篤だから。
それを聞いたリムルはベニマルたちの頼みもあって精鋭部隊を率いてラージャへ急行。
トワの危篤状態自体は、テンペスト特産のハチミツで対処できました。しかし、もっと大変だったのがラージャ小亜国の内情です。
まず、水瓶となっている湖は危険地帯となっているし中枢にも魔の手が。
そこで、湖をリムルが直してそのほかは仲間と共に大掃除。
最後は、ボス(原初の紫ヴィオレ)に見捨てられた黒幕ラキュアをリムルが始末して終結。
のはずでしたが……ここから先はかなりいいシーンですので、実際に映画を見てご自身で確認してください。
「紅蓮の絆」の新キャラ
ここでは、紅蓮の絆編にメインとして登場する3人のオリジナルキャラを紹介します。
ヴィオレ(ウルティマ)はコリウスの夢や書籍本編で登場しているので割愛します。
ヒイロ(CV.内田雄馬)
ベニマルたちの兄貴分
出稼ぎ先で騙されて瀕死だった所をトワに助けられてトワに仕える
トワ(CV.福本 莉子)
ラージャ小亜国の女王
原初の紫(ヴィオレ)とラージャの契約で依り代になりかけるも、ラキュアの暴走で契約は破棄となりラージャやトワが元気になる。
ラキュア(CV.木村 昴)
ヴィオレに派遣されたラージャ担当の悪魔
御用商人としてラージャに関わり続けて様々な工作活動をするも、やりすぎたことで主人に見捨てられて始末された
まとめ
以上で、紅蓮の絆編の基本まとめは終わりです。
好評でしたら詳しい解説を書くかも知れません。
ちなみに、2023年11月に配信された「コリウスの夢」は紅蓮の絆編の元になったと言われており、似たストーリーがいくつも当ておもしろいですよ。ぜひ見てみてください。