何気なくアニメを見ていると、ふとこんなことを思うことがあります。
「このアニメの原作ってどこが出しているのかな?」
「なろう系っぽいけどどこで読めるんだろう」
そんなことを思って調べてみると、意外な作品が小説家になろう発だったりします。
私は、中学時代から数々の深夜アニメを見てきましたが、なろう作家や読者も経験しています。
そんな私ですら「なろう系っぽくない」とおどろくことがあるさくひんはかなりありますが、その中で今回ご紹介するのが『魔王学院の不適合者〜史上最強の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』
なろう系と言えば、冒険者によるダンジョン攻略やスローライフ、ナーロッパと呼ばれる独特な世界観など、特徴がいくつかあるのですが「魔王学院の不適合者」は、どちらかというとライトノベルの定番世界観に魔王が主人公というダークファンタジー要素を混ぜた、およそなろう系とは思えない作品。
今でこそ魔王学院の不適合者と似たような作品が増えてきましたが、1期が放送されていた頃では、ラノベ原作が多かった印象です。
今回、どうして「魔王学院の不適合者」を紹介しようと思ったのか。
それは、アニメ2期の第2クールが4月から放送されることが決まったから。
長居前置きはこれくらいにして、はじめていきましょう。
作品の基本情報
前述したとおり、魔王学院の不適合者は小説家になろうから生まれた異世界ファンタジー作品です。
誕生は2017年4月。
原作者は秋。
Web版については2024年2月現在で14章「魔弾世界編」が終了したところで止まっており、2022年3月から新しい話の追加がありません。
書籍版は、なんとSAOやとあるシリーズの電撃文庫から出ているんです。
電撃のラノベということも私がなろう系ではないと思った要因のひとつです。
魔王学院の不適合者の感想【ネタバレ注意】
これだけ聞いてもどんな話か分かりませんよね。
詳しくは後で話しますがここでは、すでに放送されているアニメ1期を見て感じた感想を元にしてプレゼンしてみますので、見るかの参考にしてください。
今作の魅力は、なんといっても主人公アノスのかっこよさと強さです。
2000年前の魔王でありながら、過去が改竄されて魔王としては不適合というレッテルが張られてmさらには混血ということで見下されもしました。
しかし、その程度ではめげずに仲間のミーシャやサーシャと共に様々な偉業を成し遂げます。
その中でも、1期の終盤で起こる人類(勇者側)と魔族(魔王側)の戦争の治め方がすごかった。
人魔戦争
最初こそ魔族と人間の全面戦争になるかと思われたが、何者かによって仕組まれた者であると判明。
それが、この時代の人々に信じられている魔王アヴォス・ディルヘヴィアかと思われたが、しかし本当の久尾幕は、アヴォスに扮していた勇者カノンの師であり、こいつがラスボスだと分かり、魔王と勇者が協力して討伐して終結した。
実は、2000年前に転生するきっかけが勇者カノンのパーティーとの約束を果たすため。
なんでカノンが魔王を演じていたのかは忘れましたが、とにかくすごかったです。
魔王学院の不適合者のストーリー
プレゼンが終わったところで、本題に入ります。
まずは、1期のイントロダクションから
二千年の時を経て蘇った暴虐の魔王――
だが、魔王候補を育てる学院の適性――《不適合》!?人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、
平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王「アノス・ヴォルディゴード」。
しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは
平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。魔王の生まれ変わりと目される者を集め教育する
“魔王学院”に入学したアノスだが、
学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。
さらには、伝説の魔王は自分とはまったくの別人という事になっていた。誰からも格下と侮られる中、
ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、
不適合者(魔王)が、魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!「摂理だろうと運命だろうと、奇跡だろうと、
引用:アニメ「魔王学院の不適合者1期」公式サイト
俺の眼前ではただひれ伏し消えるのみだ。」
1期は、どちらかというと2000年前の”本物の“魔王アノスが現代の人々に認められるまでを描いています。
続いて2期のイントロダクション……と行きたいところでしたが、公式サイトは第2クール仕様に代わっていましたので割愛します。
ひらたく言うと、外から来た敵勢力が仲間を攫い、それらを倒しても次の敵としてアノスの知人たちが出現。
どうにか彼らとの争いを収めると、今度は仲間に憑依していた(本当はちょっと違うけど、ややこしいので憑依としておきます)魔王アヴォスが登場。
死闘の末にどうにか勝利したのですが……
ここから先はアニメ第2クールに関わってくるのでやめておきます。
アニメ第2期のアクシデント
アニメ「魔王学院の不適合者」を語る上で忘れてはいけないのが、第二期第1クールの途中延期。
延期の理由は、ご時世のアレ(コロナ禍)です。
ですが、この延期が、放送開始以前ではなくかなりん御話数が放送された後に延期しました。
しかも、その期間が相当長かったからか最初から放送されることとなりました。
私は、1回目の放送で満足してしまい2回目の放送はほとんど見ることができませんでした。
今回の第2クールは、京アニ事件のような事が起きない限りは通常通り放送されますので、お楽しみに。
キャラクター
この記事はあくまでも入門的な解説記事なので、1期2期を通して重要なキャラクターのみに絞って紹介します。
キャラ画像を公式から引っ張ってこようとしたのですが、できなかったので、相関図を乗せて、その下に解説文という形を取らせていただきます。
アノス=ヴォルディゴード
担当声優は梅原裕一郎(1期は鈴木達央)
主人公にして2000年前に君臨していた真の魔王
過去ミーシャネクロんでは、魔王学院の適性は不適合者の庶民(混血)と見下されている。
ミーシャ=ネクロン
CV.楠木ともり
ネクロン姉妹の妹
しかし、いない者として扱われた時期もあり、学院入学当初は姉妹でぎくしゃくしていた
アノスの尽力で、ネクロン姉妹は仲直りとなりそれ以来アノスを魔王と信じ付いていく
サーシャ=ネクロン
CV.夏吉ゆうこ
名門ネクロン家の娘
跡取り娘としてちやほやされていたが妹とアノスが好き
レイ=グランズドリィ
CV.寺島拓篤
アノスを倒した英雄にして勇者カノンの転生した姿
現代で信じられてい居る魔王アヴォス=ディルヘヴィアを演じておりアニメ1期で早退を明かしてからはレイとして暮らしている。
ミサ・イリオローグ
CV.稗田寧々
大精霊レノの実子にして、アノスを慕うグループのリーダー
アニメ2期ではアヴォス=ディルヘヴィア(レイではない)の依り代だったことが判明
レイの恋人
エレオノール・ビアンカ
CV.渡部紗弓
勇者学院の学生でありながら、最強兵器を動かすために生み出された魔法でもある。
アニメ2期の基本情報
ここからは、 アニメ「魔王学院の不適合者Ⅱ」のオンエア情報とスタッフ情報を見ていきましょう
オンエア情報
2024年4月12日(金)より各局にて放送開始!
- TOKYO MX4月12日(金)より毎週金曜24:00~
- とちぎテレビ4月12日(金)より毎週金曜24:00~
- 群馬テレビ4月12日(金)より毎週金曜24:00~
- BS114月12日(金)より毎週金曜24:00~
- 読売テレビ(関西)4月15日(月)より毎週月曜26:29~
- テレビ愛知(中部)4月16日(火)より毎週火曜26:05~
- AT-X4月12日(金)より毎週金曜22:00~
スタッフ
- 監督:田村正文
- キャラクターデザイン:山吉一幸
- シリーズ構成:田中 仁
- 美術監督:込山明日香
- 色彩設計:吉田隼人
- 撮影監督:木田健斗(株式会社チップチューン)
- 3Ð監督:江田恵一(株式会社チップチューン)
- 編集:瀧川三智(REAL-T)
- 音響監督:納谷僚介
- 音楽:井内啓二
- 制作スタジオ:SILVER LINK.
まとめ
異世界ファンタジー&現地主人公のアニメの中でもかなりの知名度を誇る「魔王学院の不適合者」についてのご紹介はこれで終わりです。
1度にたくさんの情報を読むのが大変だと思いましたので、抑えておくべき事だけに絞った記事にしています。
好評でしたら、アニメ「魔王学院の不適合者」に関する情報を続々と出していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。