薬屋のひとりごとの中で、謎多き上級妃として登場したのが淑妃楼蘭妃です。
先帝の元妃や重臣を中心とした子の一族出身ということもあって、皇帝が定期的に通うほどの大物です。
ただ、登場頻度が低い上に声優も不明。
アニメ勢ではどんな后か分からないかもしれません。
2期に入りその謎が少しずつ分かってきますが、その前にここでざっくり知っておきましょう。
薬屋のひとりごととは
薬屋のひとりごとは、中華世界の都が舞台のミステリーアニメです。
小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた通称なろう系アニメ。
なろう系アニメの中で中華系世界が舞台となる作品は珍しく、小説家になろうの累計ランキングにも数が少ないです。
楼蘭妃とは――楼蘭妃と子翠は同一人物

楼蘭妃は、阿多妃(アードゥオヒ)に代わって上級妃になった淑妃。
主人公マオマオ曰く「何を考えてるかわからない人」
他の上級妃や壬氏もあまり知らない上級妃。
父は、先の皇太后お気に入りの大物高官である子昌。
親子そろって腹の底を見せないこともあって、皇太后なき今も権力ぞに付いている。
後宮入りには50人の付き人を連れて来た。
影武者が多数いて皇帝の前以外は影武者が妃役をしている。
その時は、下女の子翠として働いている。(マオマオの友達)
その目的は、他の上級妃に関する情報を調べるため。要はスパイです。
楼蘭妃(子翠)がスパイをする理由
楼蘭妃がスパイをする理由。
そこには、母・神美(シェンメイ)の思惑がありました。
シェンメイは、先帝の妃として後宮入りした。(先帝のやらかしを隠すための妃)
用済みとなったところで、子昌に下賜されて子翠が生まれました。
皇后の夢を断荒れて皇室に恨みを抱いているシェンメイは、復讐のために国家転覆を目論みます。
ちなみに、シェンメイの夫の子昌は婿養子なので実権はシェンメイがあり男としても見られませんでした。
当然、子翠も娘ではなく、復讐のための道具として扱われています。
子翠の異母姉には、壬氏付きの女官・翠苓がいて彼女は先妻の娘ということで虐待されていました。

この2人の計画に、薬屋マオマオも巻き込まれることになるのですが、その結果、シェンメイをはじめとする子一族は失脚します。
- 楼蘭妃は銃殺
- 子昌は反逆者として死罪
- シェンメイは銃の暴発
- 楼蘭妃の子は仮死状態であることから無罪
- 翠苓は監視付きの生活
翆苓についてはこちら↓
まとめ
これを見て分かるように、楼蘭妃をはじめとする子一族は、母の復讐心の被害者なのです。
アニメでどこまで書かれるかはわかりませんが、楼蘭妃や子翠に注目しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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