「壬氏様に仕える官女が気になる」
「あの大きなお姉さん誰?」
アニメ「薬屋のひとりごと」の第2クールを見ている人の中には、外廷で壬氏に仕える官女の中でひとりだけマオマオに優しいお姉さんが気になる人もいるはず。
そこで今回は、そんな官女「翠苓」について、できるだけわかりやすく解説します。
当ブログは、薬屋のひとりごとや転生したらスライムだった件などいわゆるなろう系と呼ばれる作品についての情報発信を行っています。
その関係で、薬屋んひとりごとについても情報収集と発信をしていますので、一般のアニメ好きの方よりは慈姑いと思います。
翠苓について一言で言い表すと、謎多き一族の謎多き女です。
これだけ聞いても分からないと思うので、本編で詳しく解説していきます。
翠苓の基本情報
- 声優:名塚佳織
- 年齢:19歳
翠苓の出身は子の一族
冒頭で翠苓は壬氏に仕える官女だとお話しました。
壬氏と言えば、後宮でもかなり高位の役人。アニメでは玉葉妃や皇帝と比較的フランクに話すほどには会えらい存在です。
そんな壬氏に仕える官女はある程度優秀で高位の家柄も求められます。
その点、翠苓は申し分のない家柄の出身で壬氏につっかえてもおかしくはありません。
その一族の名が、子の一族。
子の一族とは
先帝の上級妃(神美)を頂点とした一族
一族の中には、上級妃(楼蘭妃)や朝廷の高官(子昌)がいる
翠苓は、その中でも先帝の孫でありながら家長(神美)に冷遇された可哀そうな官女なのです。
※祖母は神美の侍女の大宝であり、先帝と関係を持っていた彼女おは幼かった。
皇后は、子昌に下げ渡されて楼蘭妃を生みます。
大宝とロリコン先帝の娘は、当時から高官だった子昌があ娶っています。2人の間に生まれたのが翠苓です。
翠苓親子の苦悩
翠苓は、生まれる前から神美に冷遇されていました。
それというのも、翠苓の母は先帝の子でありながら先帝から認知されずに一般の娘扱い。
さらに、その母親は家長である神美の侍女だった女。
根に持つタイプの神美からしたらちょうどいいサンドバックが手に入ったと言えます。
ただ、唯一の仲間がいました。それが異母姉妹の楼蘭妃です。
楼蘭妃は、神美がいないところで翠苓をかばったりしています。
そんな2人の素敵なエピソードとしては、楼蘭妃が妃の身分を隠して後宮の各地で諜報活動する際に使用した名前が、翠苓が神美から取り上げられた本名――子翠というお話でしょうか。
翠苓が壬氏に仕えた理由は暗殺だった
大人になった翠苓は、いよいよ壬氏に仕えることになるのですが、その背後には神美の思惑がありました。
翠苓は、度重なる神美からの嫌がらせで精神的に支配されていました。
なので、翠苓は半ば神美の操り人形とかしていました。
神美は、皇后でありながらお飾りのように扱われて手つきになることはありませんでした。
こうした経験から、神美は後宮とその主の一族だある皇室に深い恨みを持っていました。
そこで、後宮のの管理人にして皇族のひとり壬氏を暗殺し湯と企て、その実行犯に翠苓は選ばれたのです。
そうして壬氏に仕えることになった翠苓は、数々の事件を起こしつつ着実に暗殺準備を整えていくのですが、この辺はアニメを見て頂いた方がお楽しみいただける子思いますので割愛します。
ちなみに、アニメ第2クールに出てくる事件の多くに関与しています。
暗殺失敗、そして……
ここからは、おそらく今回アニメでは語られない話になります。ネタバレ注意です。
祭事の際に暗殺を実行した翠苓でしたが、マオマオと羅門の機転で失敗。
おそらく、それを知っていたのでしょう。翠苓は毒を煽って自害しました。
それ自体は翠苓が仕組んだ芝居だったのですが、まんまと逃れた翠苓は宦官として後宮に戻ってきます。
そして、強硬手段としてロウランヒと共に壬氏が重用するマオマオを拉致。
その裏には、罪のない子の一族(主に楼蘭妃)の子供たちをマオマオや壬氏に託す狙いがあったと思われます。
その後は、監禁場所にして子の一族の軍勢が籠る砦を壬氏率いる禁軍が攻撃。
その結果
- 子昌は謀反人として討ち死に
- 神美は抵抗するも銃の暴発で事故死
- 楼蘭妃は拳銃自殺後に砦から落下――行方不明に
- 翠苓は阿多妃の離宮に監視付きで預けられる。
まとめ
結果的に一族の呪縛から逃れて生き残った翠苓は幸せになれたのでしょうか。
それとも、飼い殺し状態ということで不幸になったのでしょうか。
みなさんはどう思いましたか?
また、このような翠苓の頑張りがアニメでどう描かれるのか、注目していきましょう。
最後まで読んでいただきアリアがとうございました。